遊戯王GX『境界線上』#4
- 2007/12/07
- 更新
- 遊戯王GX
『境界線上のPrayer』#4[二日目の後悔]更新。
[水の向こう側]もついでに更新。
アビスagはもうちょい。
>[二日目の後悔]
折り返しでついに翔のターン。この回を書き始めたのは11月中旬で、翔は何処まで書いていいのかなあとネタバレを気にしながら手探りだったのですが、163話で「ここまでやっていいんだ!」と惜しみなく突き進むことにしました。感想は改めて下に入れますが164話には喝采ですもう(笑)
とにかく言語化に苦労した回でした。翔の抱えている不安の質や十代に対する感情の根っこにあるもの、ジムの友愛、信念。あと『境界線上』は取り憑かれた邪心をひっくり返してみようなコンセプトも一応あったんで、翔の疑念は一番その方向で考えたかったのでした。もっと表現力が欲しいよ追いつかないよオノレ。
わかりにくかったらすみません、今の私の限界です_| ̄|○
ジムはイイ男。個人的に、三期キャラでは彼が最愛です。
本当に覇王編の彼には感動しました。あれは憐憫とか同情とかそんな軽いものじゃないよ。あれは真の『愛』の、一つの形だと思いました。あの時のジムが否定した十代の『心の闇』とは、誰にもある弱さとかを指しているのではないと思うのです。あの時の覇王という存在の、決して救われない在り方をこそ否定したのではないかと。
そして帰還時は何事もなかったように包帯つきに戻っていた右目ですが、アニメが今後どう転んでもいいように、また翔視点でもあるので直接は書きませんでしたが、本当にどうなっているんだろう……再登場、再登場。祈るよ信じてるよ!
それにしてもジムの台詞は何をどう英単語に置き換えるか大変(笑)
ちらほら何かと出番のあるエド。メインに入れられなかったので、ついついこの手が。
精霊が見えるか否かについては先月ここでも騒いでいましたが、見直した修学旅行編を踏まえて、ああいう感じにしてみました。Bloo-Dなのは、十代にE・HEROやネオスペーシアンが丸ごといるように、エドにもD-HERO丸ごといるけど代表ならやはりBloo-Dだろうと。vsアモン戦で勝敗確定後もLPがゼロを刻むギリギリまでエドの傍らに留まり続けていたわけですし!
次回は剣山のターンです。あとオブライエンとヨハン。まとめに入る方向で、テーマは覇王についてとあの邪心について。ジムとエドの覇王観とかもこっちで触れます。
>[水の向こう側]
唐突に文章が不意に湧き上がってきたのです。寝込んでる亮の鼻つまんでる吹雪さんが浮かんだんです。
兄さんsが大好きです。兄さんsの年少組へ向ける愛情が大好きです。
非常に短いのでスケッチに突っ込もうか悩んだのですが、ナンバリングにします。
ところで私のGX最愛は十代なんですが、十代がテーマになっても十代を視点にして物を語っていない状況はいつまで続くのですか私。
GX専用部屋も考え中なんですが。しかし色彩が、オシリスレッドな赤系は深紅をアビスで緋色を.hackで使用済みなので、どうしよう何色にしよう。
>アニメ164話
感動せずにいられようか丸藤兄弟に。
結局、翔には流派とかサイバー流とかは関係ないことで。そんなことは翔にとっては亮の付属物の一つでしかないのでしょう。デュエルを引き継いだのも兄のためであって、流派はオマケ。でもだからこそ、翔であることに意味があったんじゃないかと思います。
亮は卒業してプロになってもヘルカイザーになっても、パーフェクトとかサイバー流とかリスペクトとか、たくさんのものに束縛されていることには変わりなかった。翔がサイバーダークを物にした姿を見て、晴れやかに微笑んだ亮はようやくすべての鎖から解放されたのかもしれません。そしてその壁をぶち破った契機が、今までの成長イベントでことごとく一進一退を繰り返していた翔のようやくの結実であるのが、本当に嬉しい。
それにサイバーダークも、サイバー流から解放されたってことなんですよね。翔はサイバーダークを「兄」から受け継ぎはしましたが、新たな「サイバー流の継承者」ではなく、使ったデッキも亮のデッキではなく翔自身のデッキなのですから。サイバー流のくびきから解き放たれたサイバーダークはもう、徒に暴れて持ち主を蝕むことはなくなるのかもしれません。
翔も亮もサイバーダークもこれからは、型にはまらず枠に縛られず自由に、自らの信念のままに、無限の可能性を追い求めることが出来る。
しかし翔のデッキ、サイバーダーク&サイバーにロイドまで追加してしまったらさすがに尋常でないので、今後はサイバーダーク&ロイドに落ち着くことを祈ります(笑) それこそサイバーエンドは融合デッキに差すだけも有りだろし。アニメでは融合モンスターすらデッキに入ってるような節もあるけど。
でもサイバーエンドはやっぱり亮が背負ってるのがいいな。丸藤兄弟は機械族兄弟のままでいてほしいな。亮は改めてサイバーエンドとパワーボンドを軸に、サイバー流とはまた違う「亮のデッキ」を組んだらいいな。
手術室なんてあるんだ、あの別荘みたいな施設。何故かバーカウンターの隣に扉があったけど。手術できるんだ、あの島。……うわあ。
夕暮れの岸壁での、十代と翔の会話がたまらなく愛おしい。すごく空気が優しい。十代の笑顔にも影がなくて可愛すぎました。黄金パンの演出はニクイ。あれ、もしかして四期初の十代の食事シーン?
いつの間にか、しっかりヘルコートに着替えて車椅子で観戦中の亮には笑いました。あの坂道を十代が車椅子押してきたのか。うむ、海岸まで下り坂だし、十代が慣れぬ車椅子押しにちょっと手間取ってたらイイ。
そのままずっと二人で翔を見守ってるのがすんごい素敵。二人で会話はしても、翔に声掛けたりしないんだ。
あ、翔がカードを普通に墓地へ送った。パワーウォールのカードばらまきはこれで名実と共にヘルカイザー専用演出確定ですね(笑)
デュエル決着後、そっと姿を消して兄弟水入らずをつくる十代が可愛すぎる。
兄弟っていいなーと思ってたらイイ。
来週はエドだやっとエド! 万丈目! 十代と翔と剣山のトリオも久々!
エドの手に包帯が巻かれていたので、状況的に仕事が入っているのに万丈目のミスで商売道具の右手を負傷したということですか。あれ、しかして十代とエドのデュエルが潰されたってことなんですか、何てこった。
しかし万丈目の大量落選通知って、なんだかプロ試験みたいなのがある感じじゃなかったですが、スポンサーが付かないってことなのかしら。
ところで個人的に気になっていること。
翔の言葉遣いはもう、十代がいてもすっかり落ち着かせてしまっていいんですよね?
#イノセンスは明日(というか今日7日)届くんだぜ! ……_| ̄|○
- 2007/12/07