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遊戯王GX『境界線上』#6


 『境界線上のPrayer』#6[五日目の帰途]更新。

 帰り道。やっと終わりが見えてきました二ヶ月ぶりの続き更新。
 明るいんだか暗いんだかよくわからないターン! しかも五日目だというのに、間に挟まった回想の四日目の方が多いかもしれません?

 吹雪さん。『境界線上』のモラトリアムな空気に絡めて、四期序盤を意識してます。曖昧にしていたことへの、曖昧にすることで答えを保留していたことへの覚悟。

 ヨハン。三期前半で十代はヨハンの存在によってお互い無自覚ながらも引きずられるように変質を決定づけられてしまっていたので、逆転がテーマの一つである『境界線上』としてはここもひっくり返しておくべきよねと思ってみた次第です。

 翔。でもヨハンとの会話で翔の内省はほぼ出し切ったので、これはむしろエドの話かも。アモンとエコーについても触れてみたかったので。でも『境界線上』のお約束として、ジム、オブライエン、エドを視点キャラにしないことは最初に決めてありました。この三人+亮は、自分で自分の道や役割を選んで全うした人なので、テーマ的に主役にはなれないかなと。なのでと言うか何と言うか最終的には、エドに触発される翔に話が戻るのですが。次回へ続くために。
 それでもエドの贔屓は露骨かな(笑) ぶっちゃけエドに飢えてます。終盤で翔に番号渡すのはもう構想段階のうちから書く気満々だったけどな! その時点で翔に携帯持たすのが確定事項になってるので、翔の携帯を亮が借りるとか思いつくのに何の躊躇いも抵抗もありません。

 あと「プロリーグ十年連続チャンピオン突然の自殺」云々はあれですよ、レッド寮の二年期末ネタですよ、先月のスランプ中に蔵出しで張り出したこれですよ。

 その二。
 五日目の退院直前でマスコミについての話をしていたら、エドと翔と剣山の会話がころころと転がっていったので、二期終了後/夏休み突入前にDDの件でマスコミに追いかけ回されたエドがアカデミアに一時避難して、成り行きでレッド寮に居候、決定。
 年度末のテストの時期とか。テスト期間だから真っ白いブルー寮のままで、三年度の始業前だから万丈目がやっぱりレッドに戻る言い出す前で、宿賃の代わりにエドが十代のテスト勉強つきあわされて、『境界線上』での翔とエドの会話に繋がるような出来事とかあったら良いよ。

 この辺りのことには次回でもちょっと触れる予定です。
 翔とエドの会話の、ぼかした部分についての時とか。

 7話でようやく十代が出せる。三月中には完結させたいです。


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