秋恒例
- 2008/10/03
- 雑記
web拍手、クリックありがとうございます!!
メッセージで遊戯王の『M&Wワールド』にいただいた感想もありがとうございました! 少年漫画らしさは目標で心がけていたので、それっぽく感じていただけたと言っていただけて本当に嬉しかったです。アニメのDMクエストとは……はい、とっても別物です(笑)
あいつこいつどいつ。
クリーオウの断髪にも吃驚ですが……
ティッシが……ティッシが妊娠……
が、が学生の頃から……ついたり、はなれ、たり……?
ってことはコミクロン生きてた頃から、フォルテとティッシはついたり離れたり……?
タフレム編での様子で何かしら二人の関係は匂わされていましたが、まさかそんな前から、しかもそんな深いとは夢にも思っていなかったというかもう本当に、肯定否定を通り越したところで純粋にひたすらショックだ。
そしてコミクロンの報われなさにもショックだ。
はてさて最終回らっしゅ。
>ワールド・デストラクション
ぶっちゃけ終わるのが今期一番寂しいクマ。
ああ……本当にキリエったらデストラクトだった。記憶喪失のデストラクトだった。しかも世界の始まりから生き続けてる達観さんだった。
あの球っころは赤キリエの記憶装置……なら今までの「お導き」は実は、キリエが昔行ったところを何となく再生してみただけってことですか。 1クール、最後の最後でモルテがちらっとデレたのは、どたばた珍道中的にとても宜しいです。
しかし赤キリエはあれは美味しくていけませんね。しかも強すぎますね、OPですら岩陰で縮こまってぶるぶるしていた主人公が、すべてを砂に、あの世界でいえば元素に戻してしまえる能力ですってよ。それで世界と共に生まれてずっと生き続けていたとか、いけませんね。
記憶装置壊れちゃったキリエは、赤キリエの記憶はどうなるんだろう、一応わかってはいる、のかな。あとキリエのデストラクトとしての力は最後どうなったんだろう。世界のリセットスイッチで、ある意味で世界の一部そのものだから、世界がある限り存在し続ける宿命だったんだろうけど……まあ何にせよ竜族のリ・アが長命だからいいことにしておこう、うん。
最後、ゲストキャラ集まりまくりの街は良いですね、ベタでも良いですね。
>マクロスF
げ、劇場版にぶん投げやがった……っっっ!!!?
あの怒濤のメドレーは凄かったけど……うん、なんだか勢いだけで押し切られた気がするんだぜ。出撃前会話の続きがあれで片づいたことになってるっぽいのは納得いかないんだぜ。あの二人きりの雰囲気とそこで言おうとしてお預けになってた言葉と、今回のあれがなんかイマイチ繋がらなくて困るんだぜ。
そしてまだ諦めません宣言する暇あったら兄ちゃんに行ってほしかった妹。ぶっちゃけ生存絶望視してたのにしっかり生き残れた兄ちゃんも迎えてあげて妹。
ランカ主人公で見ると、憧れの兄貴分アルトと憧れの姉貴分シェリルのカップルに、育ての兄ちゃんオズマたちや、生き別れだった実の兄ちゃんブレラって配置になっているのが個人的には収まりいいんだけど。
そして妹分の負けません宣言は、姉貴分よりイイ女になって兄貴分よりイイ男つかまえてみせます!宣言が個人的にはツボだったわけです。……アルトとシェリルが高校生でもランカだけは中学生くらいに見える/隔たりがあるように見える印象は最後まで変わらなかったのでした。ランカ→アルトの恋愛が「偶像」への恋慕だったのもそのまんまだし。
あと昔の母兄妹シーンの後方に、マオ婆ちゃんが増えていたのが気になりますよ。
>コードギアス
ああ、予定調和だけどそれだけに凄い終わり方したなあ……
ゼロのスザクが超人ダッシュ始めた瞬間は、吹き出さずにいられなかったです。神妙に見てないといけないとわかっていても、あれは無理。だってスザクすぎる超人すぎる。ナナリーの慟哭は凄まじかったので、ちゃんと悲劇に戻れたんですが。
しかし最悪の茶番劇であり悲劇でした。
ルルの生死議論はなにやら凄まじいみたいですが、見たまんま死んだままか、死んでから裏でコード復活するかという、割と明確な感じなのでこれはこれで「有り」な手だなあと思ってます。
あの物語の幕切れとして「ルルーシュの死」は明確であり絶対だから、その後にうっかりキリストみたく復活しちゃってたとしてもそれは一種おまけに過ぎないんですよね。たとえ生き返ったとしても、スザクがスザクであることを捨ててなった「生き返ったゼロ」のように結局「我に触れるな」的な感じになるだろうし、本質的には、ゼロという救世主/ありもしない奇蹟をあると言った嘘をつきとおすための「劇」であり、その意味では最後の後はどっちでも関係ない。
とりあえず私はそう感じました。
これの引き合いに、やっぱり凄まじかったアビスEDも出されがちらしいですが……
アビスはぶっちゃけ煮え切らないところが嫌いだ(笑)#アビスの場合バレ方はもちろん、その後のお粗末さも相まってますけど。
あと正直なところ、一期は話が進むごとに盛り上がって最後クライマックスだったんですが、二期ではそういう積み重ねよりは詰め込みまくりで上がったり下がったりが頻繁にあってしかもいちいち振れ幅が激しくて、個人的には終盤マリアンヌの真相のあたりでとうとう振り落とされてしまった感があるので、前ほどキャラにのめり込めてなかったというか……うん、二期はシャーリーショックあったけど、他はだいたい吃驚するのに忙しかった。
ただ、あの両親はじわじわと恐ろしかった。
マリアンヌ暗殺された直後は二人を守るために苦渋の決断で日本へ追いやったはずなのに、たった数ヶ月後(でしたっけ?)にはもう二人の生死なんてどうでもよくなってるわけで。
ルルーシュがスザクとの間に初めての友情を見いだしていた間に、あの両親は愛する子供たちの生死さえ無価値に考えられるくらいにまで狂ってしまえたのかと思うと、シャルルとマリアンヌの狂気は恐ろしいです。本人まったく悪びれてないだけに、いっそう。マリアンヌの狂気は肉体を喪失したが故の、灰色の魔女的な「停滞した狂気」のように感じたのですが、シャルルもそれに引きずられたんだと思いますが、この二人の狂気はぞっとする。
リヴァやガンソでも狂気がありましたが、ギアス一の狂気はここでいいですか。
CCの本名は、アーカーシャ崩壊の中で手を伸ばしたルルが本名を叫ばなかったときに、ここで明かさずしていつ明かす!?と思ったので、それ以降ノータッチはどうでもよくなってました。あれ以上に相応しい舞台はないと思うんだ。
結局ギアスとコードは何だったのは、これコードギアスと全然違うタイトルで、キャラも全然関係なくて、ファンタジー世界な作品で、最後の最後で実はこれコードとギアスの起源のお話だったんだと判明してドッカン的な外伝があったら面白いかもしれないね、とか。
- 2008/10/03