アビス創世暦スケッチ
アビス創世暦。後日談であり後日談でない物。
未来視たちのDialogue、あるいは独白。
創世暦シリーズで、シナリオ面でやりたかった要素はこれでオシマイです。ちまちまと前世みたいな「配役」で遊んできましたが、赤毛二人を当てると決めた時点で、このバッドエンドも(過程はともかく)決まっていました。
死の病には勝てなくても、死の預言には勝てるかもしれない。預言というものが誕生した創世暦の時代で、『宝石』でORイオンが言ったこれをやってみたかったのでした。そうである以上、やはり破滅は免れないのですが。
それと、ゲームプレイ当時はローレライともどもラスボス?予想っつかヴァンよりも云々すら出ていたくらい、「預言」にまつわる問題の黒幕のような印象さえもたれがちなユリアが実は、誰よりも自分が詠んだ預言に裏切られていたら面白いかもって思ったんでした。
フランツについて、何年か前にweb拍手でこんなことをお話しした覚えがあります。フレイルとフランツとヴァルターの関係で、複雑な感情を含んでいる弟たちと違って、実は結構「単純」なフランツ。
亡命者たちが転がり込んできたのが2699年、それから裏切りの2712年まで、あの小さな箱庭の国でみんな一緒だったんですが、結局こいつは自分の寿命を悟って以来、幸せだった子供時代を共有した『家族』が生きていける世界を造り上げるために残りの命を使うことを一人で決めちゃった、自己完結のバカ兄なんでした。
こんなバッドエンド確定で何を今更という気はしないでもないですが、時間さかのぼって、キャラクター中心でもうちょっと何か書けたらいいなと思ってます。何かツッコミどころとかあったら教えてください(笑)
あと実はこの続きで、前回の17の空白とも関係してるユリアとローレライの真っ暗な会話がもう一つあるんですが、それはネタがちょっとagとの兼ね合いもあるので、しばらく封印します。
- 2009/02/24