雑草群生地

＞ガンダム00
　飛行可変機の高速格闘戦闘、射撃機のゼロ距離射撃、00の太陽炉が始まりの位置に戻ったエクシアVSオーの月面対決つかエクスカイザーばりの月面決闘、なんつーかもうバトルシーンにおける王道萌えシチュを片っ端から詰め込んだような贅沢さにお腹いっぱいです。
　リボンズ機のガンダム顔が無駄に美形だったのは笑いました。
　そしてコーラ最強。あいつが幸せならすべてが許せる。ちらりとも死んだなんて思っていなかったですが、ちゃっかりしっかりこんなハッピーエンドを掴んじゃうとはさすがコーラサワー。通話中カティのイヤリングに首を傾げた直後、コーラの純白タキシードですべて理解して思わず変な声が出ましたよ。
　最初はマクロすぎるマクロから入ってどんどんミクロに絞り込んで、最後はとても当たり前なのに当たり前になれないミクロでマクロな理想を語るラストだった。00の目指すところって人類の自助努力による幼年期の終わりなのかしら。

　ところでエピローグの各所にイノベっぽい大人の方々が見受けられたのですが、ティエリア＆リジェネ型は見つけられなかったけど、あれはイノベがイノベ本来の役割に立ち返った？と見るべきか、それとも劇場版への布石と見るべきか、とても悩ましいところです。


＞ドルアーガ
　ニーバのブラコンがここまで複雑に屈折してしまったのは、もっと簡単で単純な、ジルが悪いんだからジルを憎んでしまえばいいという結論をニーバが選べなかったところにあるのかなと思いました。ジルの存在から劣等感を募らせていたけど、兄としての自尊心も慕って頼って甘えてくれる弟にもらっていたのかなあ。

　それにしても一期に比べてずいぶんとアクションの作画というかコンテというかがアレでソレな二期だった……兄弟対決の終盤は良かったけども。
　あと普段がっちり重装備だったジルのスマートな格好はなんか妙にえろく見えるー（笑）


＞アビス
　そのまんますぎてビックリした！
　そんな正座して待ってるラスボスまで再現しなくていいからスタッフ……！（笑）
　あとジェイドの眼鏡くるくるとか。小ネタほどこぼさない。

　ラストの渓谷……ああミュウがいる……ジェイドとミュウが……まあ多くは語るまい。考えると、ぐだぐだすぎる当時の酷い流れも一緒に思い出してしまいますし。
　とりあえずアニメアビスはナタリア萌えアニメだったと言わざるを得ません。個人的に。