というわけでクリア!
- 2009/12/29
- 雑記
- テイルズ
実は29日の夜に書いたのがブラウザ吹っ飛んで、そのまま不貞寝したので30日に書き直してたりとかするんですけど。というか少し落ち着いて振り返ってるからか、内容が別物になってるのですが、まあいいか(笑)
何はともあれグレイセス、クリアしました。
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ラスト、りっちゃんが死ななくて良かった。本当に良かった。ラムダと一緒に逝ってしまうようなことにならなくて本当に良かった。リチャードもラムダも救いの手が差し伸べられて、やり直す機会を得られて、本当に良かった。
特にリチャードはひたすら不吉フラグのかたまりすぎてオーラも薄幸すぎて、ぶっちゃけアガーテの悲劇再びだけはありませんようにと祈りながらのプレイだったので……
しかしエメロード敵対の時は一瞬期待させて結果があれで、でも駄目になっても当然の理由がちゃんと後でわかる辺り、まったくグレイセスはニクいつくりでしたよ。
七年前、隠し通路のあの場所で倒れていたリチャードは、実はアスベルたちが着くより前にラムダに襲われて倒れていたわけじゃなかったらしいこととか、リチャードは本当にこの七年、何度「死んでいてもおかしくなかった」んだろう。
ただ会いたかった手紙も、七年ぶりの再会も、ラスボス戦直前の会話も、リチャードにとってアスベルは本当に特別すぎる特別だったけど、リチャードにはあの七年前の想い出がこの世界で一番美しいもので、心に輝く光だったのかもしれない。再会直後のリチャードがあれだけ常春だったのも頷けるよ、りっちゃんにとってアスベルはヒーローなんて生易しいものじゃなかった。
ラムダに思考を浸食されても決別までは妙にアスベル贔屓なのが残っていたのも、ラムダにとってコーネルが唯一の優しい記憶だったことと、リチャードがアスベルたちに持っていた感情が、重なっているところがあったからなのかも。
アスベルの優しさが大好きってえらい鬼畜発言な演出だったけど、ラムダには底抜けに優しくて全肯定してくれていたコーネルがすべてだったわけだし、だからウォールブリッジで真っ向から反論されて激昂し、剣で制止されて「裏切った」になったんだろうな、ラムダの感覚だと。
ラムダとコーネルの間に愛情の基盤が出来てきたところで、悪いことをしたら叱られるという段階を経験する前に死別してしまって、後はずっと孤独で、命を脅かされ続けて、人間不信通り越して周りはすべて敵で身を守るためには力がいるんだって考えに凝り固まっていって、即位した頃のラムダの言動が何処か幼稚な癇癪っぽかったのもこの辺りの事情から来ていたのかな。
序盤では居場所をなくして彷徨っていたアスベルが最後に、孤独にはまり込んでいたリチャードやラムダに手を差し伸べて自分が居場所になるとか、構図としてはまったく王道なんでしょうが、今までが今までなのでなんかもう菩薩ですね後光が差してますね。
そうか、これがgraceか。許しと愛か。
んであのオッドアイに萌えておけばいいんですね? 青と紫か……紫は青に赤が混ざったんでいいのか……あれ虹彩の色だけじゃなく、瞳の色も違うような。うっすら紅いような。
そして未来のエピローグ。
めでたく「大人」になれたソフィはいいんだ、OPで既に匂わせていたし、もともとソフィは金属のロボットとかとは違って粒子で構成されていて、失った分を補うことも修復機能で可能みたいだから、それをナノマシン的に考えればゼノギアスのエメラダのように身体的に成長するのもありじゃね?と思ったわけで。人間とまったく同じようにじょじょに成長していくのは難しいかもしれないけど、大人の姿形になることは普通に何とかなると思うんだ。
うん、驚いたのはアスベルJr.みたいなちびっ子の方だ。あれ年齢まだ一桁だよな……しかも最初にあの幼子を認識した瞬間「生まれ変わったラムダ!?」とか思ってしまった私の頭を、誰か助けてください。
すぐにソフィの語る「種」がラムダらしいと理解しましたが、あれって結局アスベルから離れて、エフィネアに改めて融合したという意味でいいんですか。その前に、友情の誓いを今度は四人でやったということでいいんですか。その時のラムダはアスベルの器だったんだろうか、でもそれじゃアスベル一緒に手を繋げないじゃーん。
そもそも風花の約束はいいんだけど、七年後ではことごとく失敗してしまったアスベルとソフィとリチャードの友情の誓い、最後までやり直すシーンがなかったなー。改まって誓いとしてやらなくても、最後の最後でリチャードが解放されたときに、三人で手を重ねてくれるだけでもよかったんだけどなー。アスベルがラムダに手を差し伸べたように、手を繋ぐってのが印象的に使われているので、してほしかったなー。
#結婚とか子供とかはもう某青い目の魔王さんとその周辺でさんざん鍛えられたところなので、あれが誰の子じゃーとかは攻略本あたりで触れられるかどうかまで真面目に考える気はないんですが、これさんざんアスベルと誰かの子と匂わせておいて、実はヒューの息子にアストンの赤毛が隔世遺伝!というオチだったら笑えるな、とかふざけたことを思ってみる。そしたらきっとヒューは大変だねいろんな意味で!
ところでクリア後、学校に寄ったらサブイベで、昔リチャードがくれた指輪は曰く付きの代物だと教えてもらいました。対になる剣に激しく心当たりがあるんですが、こいつ剣をちゃんと親父に返してなかったのか、売り払っちゃったのか!
んで隠しダンジョンはあそこなのかー。あれの機能とかもわかるかしら、わくわく。
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>追記。ラムダやソフィでふと思い出したこと。
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あれ、そういえばプロトス1は、ラムダを参考に造ったみたいに言われてなかったっけ? プロトス1の最大の特徴は粒子で構成されていることだったと思うけど、それってつまりラムダ=粒子生命体ってことだったのか? ラムダが接触できる実体を持ちながら、寄生対象の内部にするっと入り込めるのも、姿形を変えられるのも、粒子だから? その粒子から出来ている眷属が暴星魔物? そしてソフィの構成粒子が七年前にアスベルたちに入り込んだのと、ラムダが寄生するために対象に入り込むのは、ある意味で同じ?
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クリアしたのでネットワークコンテンツも覗いて回ったんですが、男連中のスーツ称号……これは気になるかもしれない、どっかゲーム情報サイトに見本スクショ載ってないか探しにいかなきゃ。さすがにあの文字だけで金は出せない(笑)
VJはあるけどWJってどれだろ、カード付録の号は買ってたけど処分されてそうだ。
- 2009/12/29