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RH:クリア!


 ラジアントヒストリア、クリアしました!
 SFC時代末期~PS初期のような、ちょっぴりクラシックで小粒な良作RPGという感じでした。声もついてないし新規でブランドもないし派手なCGムービーもない、言ってしまえば地味なタイトルなんだろうけど、その小粒ながらしっかり輝いてるところが好き。

 主人公のストックも格好良くて透明感のあるキャラだったー。
 金髪美形とキャラグラもあって、序盤で無愛想と言われてたのを良い意味で裏切って、あからさまに角張ったイメージはないしコミュニケーション不全傾向でもないし、冷静だけど熱くて情にも厚くて、言動もストレートで強すぎず弱すぎず、変なクセがないのもいい。苦悩も話の鬱っけも前に押し出さないところもいい。青年主人公としてはとても綺麗。
 そしてアトの体当たり好意に押され気味なのはもちろん、ラウル中将のところ先に行っててと言われたけど大人しく待ってた理由が「間が持たない」だったり、検問で剣舞を覚える前に大人しく引き下がった後、ストックの演技についてレイニーがいいもの見れたと喜ばれてむすっとするとか、ささやかな可愛げもよかった(笑)

 ところでED的にはストックが「花」でいいのかな。
 というか名前の由来も花でいいのかな。

>ラスト関連
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 ラスボス戦がまるでFF6のようだったとかはまあさておき(笑)

 主人公死亡ED物としては個人的にArc2に次ぐかもしれない。
 あれだけ周りの死亡フラグへし折りながら、自分の死は受け入れるとか。
 なによりお別れシーンが良かったので。

 正伝異伝と渡り歩いて最後は正伝に統合されたけど、ドラマ的にガチなのは異伝という印象が残ってしまうのは、第二章終盤や、正伝に飛ぶストックを見送る仲間たちのシーンが個人的に大当たりだったからかしらん。お別れの辺りは書のご都合設定を駆使してでももうちょっと強く繋いでほしかったんだぜ。
 それだけにラストの「副隊長」呼びはきゅんとしたんだけど!
 というか正伝でもキールたちが戦死していたなんて思ってなかったので、お墓参りのシーンは二重にビックリさせられちゃったんだなー。

 儀式や贄の話が出たばかりの頃は、ハイスが身内とは思いも寄らず帝国関係者?と予想していたので、ストックが贄になるノーマルエンドと、儀式が不要になるハッピーエンドに分かれる?とか思ってたんだよなー。
 ああでもコンプリートしたらきっとご褒美あるよね、これ。
 最後のあれって、そういう意味だと期待していいのよね、これ。

 カップルがしっかり結婚してるしご懐妊だしで、砂漠の緑化研究とかも、守ってもらった世界を未来に繋げていくぜーなEDでしたね。
 ロッシュとソニアはすっかり夫婦だったー。うんまあ、ガントレット強化イベントでの、嬉々として改造して出来映えに惚れ惚れするソニアさんを見ていたらもうお幸せにとしか言いようがないしね!
 ラウルは政治畑に移ったのねー。亡くなった秘書さんは逃亡した時には詳しく突っ込まれなかったけど、アリステル決戦前の話を聞いたら深い関係だったのかなーと思えたので、まさかの後任が妹さんでまたちょっと何かが広がった気がする。
 いやしかしマルはミメルとそこまでの関係だったのか……ええあの裏切りEDはアトによるストック拉致監禁と並んでショッキングなEDでした?
 あ、エピローグが一つ足りない。レイニーのがない。


 ハイスの愛情はある意味で本物だった。
 これだけ深いなら何で過去に戻ってエルンスト殺害そのものを回避しなかったのかとも思ったけど、ストックが白示録の範囲でしか動けないように、ハイスの黒示録もその時にまでは遡れないんだろうか。先王を殺してエルンスト連れ去った時に初めて黒示録ゲットしたとかなのかしら。
 もしくはエルンストが自分と同じ贄にされてしまったことで、愛情が歪んだ形で今のように激しく強まってしまったのかしら。昔から憎らしい愚かな父親と違って聡明な甥っ子だと可愛がっていたらしいけど、その頃にはこの子のために贄として未来を守ろうという境地には至れなかったから逃げ出したのよね?
 エルンストが父親に殺されて、エルーカに魂を分け与えられて贄として生き返り、ハイスに連れ去られるまでの一連でのこの三人の心情が、とてもとても気になるなあ……!!
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 達成度がまだ十数個残ってるもー。
 破線になっててわかってるのがガフカの獣神イベントのパラレル、あと闘技場かしら。
 追加スキルもロッシュとガフカが揃ってないし。
 というか発生すらさせてないサブイベがあるんだなー。

 マスターは頑張ったぞ。うん、頑張った。あれは一人減らすまでが地獄だった。相手の行動内容によっては回復と防衛だけで手いっぱいで、なかなか攻勢に出れなくてジリ貧になってしまう。前座の大蜘蛛で食らったダメージ残したまま突入するともうマジ悲惨だった。


>ほか適当に思ったこと覚え書き

 ドットもフィールドでは枚数少ないようで、戦闘用では意外とちまちま芸が細かい。防御モーションとかみんな違うね! アトだとなんだか鍋ぶたみたいな木の盾を正面に構えるし、ロッシュだと肩を斜めに引いて構えるし。待機モーションだとエルーカの妙に軽やかな銃クルクルもいい。
 キャライラストはエルムくらいはあってほしかったなー。でもまあソニアの全身がなんだかパーティキャラっぽかったので、いろいろ切り詰めたのかなーと思うことにします。
 とはいえモブキャラは、同じデザインでいいから同時に登場する分にはカラバリを……さすがにオットーとウィルの外見が同じすぎて、いちいち気になってしまう(笑)

 システムで気になったのはやっぱり、パラレル踏んだ後の復帰が、白示録じゃなくて必ず章の冒頭イベントからという面倒くささ。スキップあっても面倒なものはメンドイのよう。パラレルエンドとサブイベであちこち飛び回るから、後半ほどよけいに感じる。
 時間移動してすぐフリー行動できないポイントも多いし。

 戦闘で、1コンボ中に敵をグリッド移動させること確定でも空くはずのスペースに罠を置けない仕様とかもねー。まあ移動不可モンスターもいるせいでそうなってるのかもしれないけど。
 あと戦闘中のステータス変化が、複数がけすると何がどうなってるのかわからなくなってしまうかな。持続ターンがわからない。敵のはもっとわからない。
 被ダメ二回無効スキルも自分で数えてないとダメだし。

 強力な武器防具にときどき付いてるステマイナス要素が、そのキャラの欠点をさらに悪化させる仕様になってるのもちょっと困るわー(笑) アトの速度ならむしろ減らしたいくらいなんだけどHPは勘弁。エルーカのただでさえ貧弱な物防をさらに減らさないでくれと。この二人は強キャラだから仕方ないのか。

 うむ、公式アンケ行ってこよう。


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