notitle
- 2011/06/17
- 雑記
- .hack
しまった腰ぐねったまま沈黙になってる!とかだらだら書いていたらまたOSが凍りつきました。なんかこいつ一度発作が始まるとハイペースでctrl+alt+delも受け付けないフリーズをしばらく繰り返したかと思ったらぴたっと何ともなくなる謎の持病持ち。エラーチェックは毎度効果がないのでいい加減OS再インストかしらん。
ところで腰は一週間くらい悩まされました。家では火曜にはもう何ともなかったんですが職場の椅子と相性が悪かったらしい。
劇場版遊戯王ブルーレイ来た見た! 映画館でこれ見た時はまさか5D's終わってからやっとソフト化なんて予想もしなかったぜ。表さん闇さんに十代だけじゃなく、遊星たちまでお久しぶりになるとはな!
web拍手クリックありがとうございます!
.hackにもメッセージありがとうございました♪
ちまちま連載はそんなペースでも温かく見守ってくれる人がいるから地道に続けられてます、話がじわじわ本番に近づくにつれてペースもずぶずぶ落ちてる気がするけど!(笑)
#12/24話で没った欅&番匠屋の組み合わせが何となく捨てるに惜しくて妄想ころころ転がして遊んでいたら、まどマギ3話でマミさんがマミられてしまって、なんかもういっかー?て気分になっちゃったネタ(笑) ファイル見つけたのでお蔵出してみる。
そこは『死体』置き場だった。
均一に薄暗い空間に、首なし死体がずらりと並べられている。これが現実ならばたいした連続猟奇殺人事件だが、死体は死体でもこれらはすべて、ネットゲームのPCにすぎない。しかしこれは、HPを失ったことによる『死』でもなかった。
「僕たちGMで把握している犠牲者は24体。そのすべてがPCボディの頭部だけじゃなくアカウントデータまで根こそぎ持ってかれていて、修復不可能だった。こんなものはPKじゃない」
「だから私を呼び出した、と?」
「そう。八咫くんの意見を聞かせてもらいたくてね」
この事象がチートによるならばGMがアカウントを停止する。クラッキングによるならデバックチームも調査に加わる。では、そのどちらでもない八咫の領分は。
「AIDA現象の可能性が高いだろう」
「やっぱり?」
死体の首は、切断面は真っ黒に染まっている。そもそもPCの首が切断されることが異常でしかない。PCの生死とは本来、行動可能か不可能かというステータスの違いでしかない。PCデータを破壊されて、そのうえアカウントまで損なわれるのは、この世界のルールから外れた異常事態だ。
「ギロチンの噂ならば私も耳にしている。有名になったのは8月の初め頃、外部掲示板の書き込みからだな」
――ギロチンと遭遇したPCは、首を切断されて死ぬ。
謎だらけの犯人にギロチンという通り名がついたのも、そんな書き込みからだ。いくら実際の痛みはなくても首を切り落とされるという異常な状況に身を置かれ、しかもログインすら出来なくなって混乱する犠牲者の書き込みにつけられた、有象無象のレスの一つだった。
それからギロチンの噂は恐怖と好奇の対象となった。
「レキ。君は、ギロチンを見たことは?」
「写りの悪いスクショじゃ、黒いかたまりにしか見えなくて」
「あれは怪物だ」
「……なるほど、わかりやすい怪物だ」
動くための足と捕まえるための腕、食い千切るための牙、飲み込むための口。
これは首を喰うだけの怪物だ。
「援護お願いします」
杖を構えたファイを庇うように前に進み出て、欅は大鎌の仕掛けを展開させる。
「気をつけろ、欅。あれはルールを破るぞ」
「でもルールをまったく無視も出来ないはずです」
普通のPCだったら、こんなイリーガル相手に襲われたら為す術もないだろう。だが、この世界に深く根ざした放浪AIなら対抗できる。
「さあ、どちらのルールが押し切るか、力比べといきましょう」
- 2011/06/17