雑草群生地

　ToDは［sky blue, clear blue.］。
　去年発行されたアンソロに寄稿させていただいた小説の再録です。
　初っ端から道を踏み誤ったために『彼方』しか書いたことのなかった私が、初めてゲーム準拠で書いたのがこれでした（笑）　エルロン兄妹らぶ。


　Arcは「手」の10題から4本。Arc1ばかり。再プレイからこつこつ書いていた物です。

　［もみじかえで］。
　この父子も、いろいろ凄まじいものがあるよなあ、と。

　［まるで当然の冷たさ］
　内容的にも言葉を連ねるより、短いSSならではの勝負をしてみたかったのでした。ここまで切り詰めるのは初めてなので、演出が成功しているかドキドキです。

　［あなたの顔の形］
　今回の4本の中で一番それなりに長い小説。昔プレイしたときは特に気にも留めていなかったこの叔父／甥という関係を、再プレイの時は妙に意識していました。チョピンのアークの呼び方も、2に入って「あれ？」と。

　［ほのか、おろか、ふれあい］
　上のアーク視点を書いているときに、ぽっと浮かんできた物でした。でも陛下視点は入れようがないので、いっそ別に一本仕立ててしまえと。

　Arcはもうちょい書けたらいいなと思うところです。でも10題を完遂できるかはまったく不明です。あと1本、書きかけのネタはありますが、それ以上はまだ真っ白。
　『R.I.P.』の完結編は取っ掛かりを手探り。IIIの記憶が遠すぎる……


　現在ちくちく書いている物。
　ToD『彼方』リライト版。あまりにも第一章が終わらなくて、気分転換に第二章の晶術解説を全面書き直したり。章立ての都合で盛大にしわ寄せ食ってる部分を伸ばすかは悩み所です。あと、いろいろ開き直りすぎるのもマズイかなと思わなくもないです。
　アビス『宝石』。五年間の蜜月な外伝。ふと、うちの被験者イオン様はなにげに余命をエンジョイしているような気がして頭痛くなってきます。頭抱えるのはアッシュの仕事です。……外伝なのでスケッチに落としてしまいたいような、お題物（切なさ13「涙の跡」）だからナンバリングしたいような。でもナンバリングならタイトルも考えないとなー。
　幻水『道』。ハイイースト含め、『道』がちょろっと。毎度のことですが、何だかどれも中途半端です。幻水5の特典DVDで登場した幻水世界シリーズ全体地図を繋ぎ合わせた画像を眺めてあれがああだこれはこうだ考えつつ、そろそろサスケの婚約者（現在の通称「お姫さん」と書いて「おひいさん」と読む）の名前を決定しないと埒が明かない。でもしっくり来る名前がない。


　Web拍手。いつもいつもありがとうございます。

＞agルーク
　はい、隠し事いっぱいあります！　agルークの正体とか正体とか正体とか！（笑）　だから某掲示板の「アビス2」の翻案要素も後々含む予定ながら向こうに持っていけないんですよね、根幹が創世暦や『宝石』と絡みすぎた……
　ある程度の設定が出揃ったらバレバレだろう程度のトリックですが、今は頑張って口を塞がないと駄目だなあ……以前に、何かしら通じるところがあるかもしれないのはゼノギアスのフェイ、ただし統合人格じゃなくて模擬人格の『フェイ』ということを書きましたが……アハハウフフ。
　agルークは外向きを描写するときはとても『統合』を意識して書いてますが、実は内向きのときはちょっと違ってます。『自意識』と『他者の認識』と『実体』とか、そういう話を目指したいです。

　音素集合体はシャドウから出るはずです。
　今は預言を見ながら「神隠し」事件のスケジュール組んでます。