雑草群生地

今月のサンデーS、連載最後のページの9月号に続く！の次にシド外伝の紹介ページがあったことに今さら！　ああ、今さら気づいたぜ！
……どれだけアセムしか見えてなかったのかという（笑）

にしてもコピーが「アニメでは描かれなかった歴史の空白を埋める物語！！」になってるんですけど、この外伝は151年～キオ篇開始までの空白期間にとどまるのか？と気を揉んでる自分としては、それを信じていいのかと八つ当たりの一つもしたくならあ！orz
しかも1巻のあらすじが（ウィービックはEXA-DBの破壊を決意するが）「その決断によってアングラッゾと対立することに！！」で終わってるんだから、のたうち回りたい。ウィービックの物語として外向きの課題はEXA-DBの破壊、内向きには親父との対立が提示されてるんなら、飛び出しただけの答えを、譲ってくれた親父に見せてやれよー。アングラッゾがしっかりウィービックの父親的存在って書かれてるのによー。

ホントこのシド外伝の軸はどこにあると思って追いかければいいのかと。
そりゃ私はアセム大事でアセムがいればきゃっほーい！なので、海賊になった補完話としてはとても美味しくいただいたのだけど、核心からは中途半端に遠いところに放り込まれて外伝の外伝みたいなポジションなのがムズムズするんだ！
ぶっちゃけ、アセムに役割を振るなら、とことん核心に迫る重要ポジションの一角か、いっそゲストかのどっちかにはっきりしてほしかったんだよ！　もちろん核心側を超希望で！　でも現実はびみょーに置いてけぼりなりそうな予感なので、ぐだぐだしてるんですね。しょせん私はアセムがちゃんといればいいって発想が根底にある、ただのアセム萌えだもん。だってAGEだもんマクロの物語は諦めてるよでもキャラ萌えだからミクロな個人の物語くらいは欲しいんだよー。

でもあれだな、アングラッゾがEXA-DBを最初どこでどうやって知ったのかさえ、明かされるのかどうか不安になってきてるんだな。軍を抜けたのも、何かとんでもない事件がきっかけというわけでもなく、普通に腐敗っぷりを目の当たりにしてとかで片付けられるんじゃないかってさ。ずっとその二つはアングラッゾの特殊部隊時代に出くわしたある事件と結びついていて、いつかその過去を帰ってきたウィービックに語ってくれるんだと期待した、1巻読んだ頃の儚い夢。
いやもう、まさかアセムにEXA-DBの存在をを知らせる役割でしかないんじゃと。
なんせアセムの運命の分かれ道だったはずの、AGE2のコクピットから外に出てしまっている経緯についてちっとも触れなかった時点で「ああ連邦軍にAGEデバイス回収させてアセムは海賊に回収させる結果ありきの展開なんですね」と諦めるしかなかった現状。

ああ、謎だと思ったものが、謎でも何でもなく流れていく空しさ（笑）
ここら辺は小説版のフォローも期待できないし。


2巻が8月発売なら1巻の時と同じ構成ですね。2巻に8月号まで収録されていて、連載は9月号が残り一週間。
表紙はダークハウンドかしら。1巻みたいに二機ならジャックエッジがお供にいそうだけど、そもそも1巻はあれラスト滑り込みのAGE2でいいからガンダムは表紙にいるべきという商品的な問題もありそうなので、2巻はダークハウンドしかいない可能性もあるかしらとも思ってみる。


＃なんと、プクゾーにフレンが出るだと！？　ラピードも欲しくなるけど、そしたらあのトリオ再現できないことにのたうち回ってしまいそうで複雑なところだわ。あー、もういっそバルムンクも来ないかな、カイト＆ブラックローズとはジョブかぶってないんだしさ！