幻水『道、別たれて』
『道、別たれて』より[end of the rainbow]更新。
幻水3のラスダン突入前日の夕暮れ。
十年前に原案書いたけど、当時はハイイースト動乱篇の設定が固まってなくて眠らせてそのままになっていた物を見つけたので書き直してみました。
この次に話が進むととうとうルックが死んでしまう……
うん、『道』だとフッチとルックは最後の時にしか会わないんです。
ラスボス戦前後のあの時だけなんです。
『道』版ハイイースト動乱の顛末。
最後の会話の前置きみたいな話で、内容はぐるぐるしてるだけっぽいんですけど、ハイイースト動乱で何があって、どうしてフッチだけがグラスランドに来ているのかとか、この話から逆算して設定作ってた覚えがあります。シフォンはこの時は北の大陸にさえいないという。なので[最後から二番目の真実]のラストシーンがグラスランドでごたごたやってる頃のシフとカスミでした。
でもって今日で1999年からスタートしたサイトが十四周年。幻水2と3の間もそれくらいだと思うと、長いなあ。あとついでに私の誕生日でした。幻水3が出た頃はめちゃくちゃ遠く感じたルック32歳も、気がつけばだいぶ近づいちゃったぜ(笑)
十四年、はまりたてで熱く萌え滾りすぎて睡眠時間切り詰める勢いで突っ走ったときもありましたし、躓いて隙間にはまり込んで長いこともだもだやってるともありましたが、書き続けてこられたのは私の相手してくださる皆さんのおかげです本当に。
あえてそうしようと意識しなくても、やっぱり誰かが話にノってくれたらこっちの気持ちもいっそう盛り上がって続きがつるっと書けちゃったりするわけですよ、だって人間だもの独りぼっちは寂しいもの!(笑)
と最後はおねだりっぽくなってきましたがさておき、年末からたくさんのメッセージありがとうございます本当にありがとうございます。
10日と11日、web拍手にメッセージありがとうございました!
ヴェスペリアはXbox360だったので様子見の人もいて「だったら布教するぜ!」な勢いでプレイ日記も最初から用意してたし、プレイしてる人にはユーリとフレンの友情をとことん叫びたくて『誰鐘』書き始めたんだったような覚えがありします。書くことは解釈でプレイ感想でもあるので。それにユーリの罪については当時から議論されてたので、未遂ながら同質の罪を背負ったソディアと絡めて書くならザウデから語っていくのは外せないだろうなと。
正しいけど間違ってることと間違ってるけど正しいこと、矛盾してるけど両立する裏表の割り切れなさが、Xbox360版の並び立つユーリとフレンの魅力だと思うですよ! 一人で二人、二人で一人、奴らは魂の双子です。
本命ジャンル以外にもあれもこれもと摘んでもらえるのが萬サイトの喜びでございますれば、今後とも鏡花水苑を宜しくお願いいたします。
ネットにいる限りサイトは辞めないと思います。ここまで来ればもう一生かも?
- 2013/02/14