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遊戯王ARC-Vアニメ感想ログ+(2017年2月後半)


遊戯王VRAINS、VR+brainの合成かしらん。
遊作が普通に学生やっててハッキングのスキル持ちなら、ギーク系かしらん。

一番下にツイッターでは書いてないデニス回の追記あり。


2017/2/19

遊戯王ARC-V。悪い笑顔のデニスがX次元で遊矢を待ってるってことは、VSランサーズはMCS再現で遊矢が思い出す前提で、零児と遊勝さんプロデュースでいろいろ根回し済みの対戦なの? あと相手にセレナも数えてるってことはレイ/柚子ズの誰かとの一戦もある…?

遊矢ズ柚子ズが赤ん坊として出現したのは花鳥風月効果で確定でいいのかな、四天龍をバニラ化する効果と人間を赤ん坊にしてしまう効果が同カテゴリなら、花鳥風月は初期化効果で、四天龍は何の取り柄もない平凡なバニラからズァークとともに進化したんだよ妄想がはかどる。

あと次元四分裂の件も四天龍によるもので確定なら、分裂後の次元の性質も四天龍の初期配置依存って解釈でいいのかな、スタンダード次元がP次元に変わったのはオッ素がオッPになったのを受けてってことで。たぶん召喚エネルギー云々と関わってるんじゃないかと思うけど。

あ、これ遊矢の対戦が零児と遊勝さんで根回し済みだとしたら、当然デニス復活してから遊勝さんと話してるよね? 次回のデニスがヒールやってたっぽいけど、もしかして罪悪感で意固地になってる弟子が救われるのも期待して息子の対戦相手をデニスに依頼してませんか遊勝さん!?


2017/2/24

遊戯王ARC-V。やっぱりデニスがっつりヒールの仮面やな。デニスはエンタメ仮面かぶってても(自分どうせスパイだし)とか思って、アカデミア仮面かぶっててもエンタメに未練たらたらで、仮面付け替える器用さのせいでかえって本心を見失うというか目を背けるというか向き合えてない感じがする。

遊矢の次元巡りデュエルは主に遊勝さん企画(零児は司会進行で助手)でプロ云々だけじゃなく試練も兼ねてると勝手に思ってるが、デニスとの対戦は弟子の救済だけでなく、それが遊矢/ズァークを見つめ直して自身の救済のヒントにもなると考えたりしないだろうか。遊勝さん心理を読むプロやし。

デニスが何かの仮面を着けてしか振る舞えないのなら、がっちがちに固めた分厚い守りの中に引きこもってた、負けるのが怖い覇王龍ズァークと変わらんべ。仮面を口実にするのはやめにして、仮面は外付けの作り物じゃなく自分の一部だと認めなきゃならんのではないか。とか。


2017/2/26

遊戯王ARC-V。零児とデニスとエドたちの間でエンタメ計画打ち合わせて「今日ここで面白いデュエルあるよ」ってX次元の人々にも予めウワサ流してあったな、これ。あとヒールをやりたがるデニスの屈折を、遊矢がさらっと無視するのいいわー。仰々しく問題に取り上げるまでもないことなのね。

遊矢にしたらデニスとの最初の出会いから印象が良好すぎたし実は遊勝さんのフォロワーじゃなく直弟子とわかったし、デニスの描いた「悪い融合代表としてX次元の人たちの前で無残に負けるヒール」の筋書きにつきあうのなんて勿体ない!くらいだろう。デニスの本領はそうじゃないって知ってるから。

ダベリオン予想した零児がスカされたの、遊矢はあえて選ばなかったってことなんだろうけど、後ろで見てた遊勝さんはきっと息子と弟子のことも嬉しく思いながら、親友の息子のこともニヤニヤ見守ってるに違いないと勝手に思っとく。遊勝さんと零児とデニスとエドの計画と考えればなーやっぱなー!

エンタメ立案組の中でも、X次元の問題だけじゃなくデニスの呪いでもこっそり遊勝さんとエドだけで打ち合わせてたのかなーとか、デニスがヒールやる筋書きを許してるエドの姿には妄想逞しくせざるを得ない。遊勝さんはあの二人ならきっと大丈夫だ問題ないと笑ってエドが苦笑混じりに同意するような。

そういえば予告に零王いた! 黒咲さんのデュエルの動機が下手すっとユート&瑠璃との死別の悲しみを受け入れる儀式=心の整理の一段階になりかねない気配、気持ちだけじゃない希望の片鱗は掴めるだろうか? そのための零王の行動であってくれと願う。もう遊勝さんとも息子とも話してんだろ当然!




追記の吐き出し書きだし。
デニスが船上のデュエルの後に救われなかったのは、思い詰めるあまりデニス本人が自殺行為を選んだためで、結局のところデニス自身が救われたいと思って自らを救おうとしなければ、デニスを救いたいと想っている人がどれだけ手を差し伸べたところで空振りするしかないので、ここで遊勝さんの責任を問うのはいささか筋違いじゃないかしらと思うし、ましてや結果だけを取り上げて遊矢>遊勝さんと比較するような話でもなかったと思う。
デニスは仮面を付け替える器用さを自覚しているだけに、スパイとエンタメの使い分けとか変なところで真面目だった。それでも融合がひょっこり出てくるとか、実際デニスが自分で思ってるほど最初からきっちり分かれてるわけじゃなかった。
自覚的にスパイの素顔とエンタメの仮面を使い分けていたはずが、実はどちらも仮面であり素顔だったと認めて、自分の嘘と本音が入り混じった二律背反をデニスがまるごと飲み込むには、ぶっちゃけ遊勝さんでは問題提起は出来てもそれ以上はタイミングが合わなかった。
あのときのデニスにはあの遺言まがいが精一杯だったんじゃないかしら。

そして戦争が終わった。
次元戦争中と戦後では、地続きの時間でありながら意識的には一変せざるを得ない。
戦争が終わって、侵略者である「悪のアカデミア」が瓦解して、アカデミアに帰属意識があることは罪を背負うことにはなっても、現在進行形で「悪」であらねばならないこととイコールではなくなった。
戦争が終わって、その後の未来を語れるようになった。
デニスがあのデュエルで自分自身を解放することを許せたのは、遊矢がきっかけには違いないけど、デニス自身がそれを許せるだけの心の余裕や柔軟さを取り戻していたからこそ、あのとき遊矢が投げかけたきっかけをきちんと受け取れたのだと思う。

自分を救うのは自分自身。差し伸べられた手を受け入れるも拒むも自分次第。
最後に遊矢/ズァークも自分を許せる日が来ることを願う。


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