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FGO英霊剣豪の頼光さんネタバレ感想

  • 2017/10/21
  • 雑記
  • Fate

FGO英霊剣豪、頼光さんの母性の輝き雑感。

もちろんネタバレ大爆発ですよ。なにやらネタバレ折りたたみが原因不明で機能しなくなってるので隠してません。ご注意ですよ。


うちに頼光さんいないので、だいたい鬼ヶ島メインにイベントで抱いたイメージですが。
頼光さんと金時との疑似母子?関係も一種の割れ鍋に綴じ蓋的なところがあり、あの母親ごっこも根本的には頼光さん自身が抱える母親への憧れの代償行為であり、自分が欲しても与えられなかったものを自分が誰かに与えることで埋め合わせようとしている面もあり、愛情の押しつけと同時にそれが受容してもらえると信じている相手への甘えという面もあり、結局これも一つの愛であることに違いないという、個人的な頼光さん解釈前提。
だから鬼ヶ島でマシュとかロマニとかも、頼光さんの絵に描いたような『理想の母親像』の表面部分に共感しちゃったのかなと。

けれどそんな幻の母親像を追いがちな頼光さんに、今回おぬいちゃんと田助がかかさまを見たのですよね。
生身の母親を知ってる子供が、頼光さんの姿に確かに母性を感じたってことですよね。
壊れてる自覚持ちの頼光さん本人は、髪の長い女性とか例によって自分を過小評価してるけども!
今までの母親ごっこのように自分が欲しかった愛情の形を与えるでなく、頼光さんがおぬいちゃんと田助のために今すべきは何か考えて行動したことで、頼光さん本来の優しさが正しく表に現れ、あの子たちを慈しむことが出来たってことですよね!
「子を愛する母親とはこう振る舞うもの」とか以上に、ただただ目の前の子供たちを慰めたい一心で子守唄をうたう頼光さんの姿は、とても母親らしかった。

外的要因に歪められ、歪められたのに真っ当に歪んでない自分に気づいて、もともと自分は壊れていたのだと自覚してしまった頼光さんが、自覚したことで自分自身を突き放したが故に、幼い子供たちを前にして心のうちの母性を正しく表にあらわすことが出来たってのが、切なくも胸いっぱい。
頼光さんの愛は本物なのだから、いつか違う形でも、この光を見出すことはきっと叶うだろう。


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