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遊戯王VRAINSアニメ感想ログ(ハノイの騎士篇2)

  • 2018/05/19
  • 雑記

2017年10月以降から2018年4月初めまでのツイッター感想ログ収録。
内容的にはハノイの騎士篇後半、アナザー事件からリボルバーとの決着まで。


2017年10月11日

遊戯王VRAINS。アナザー化はリアルで強制ログイン被害→アバターに対して未帰還者ウィルス被害ってことか。葵ちゃん助けたときの除去プログラムは一回で使い切りだったのかな~。しかし未帰還者が当初は現実捨てたと思われたってことは、通常のLVログイン中の肉体もあの状態なのね…

リボルバーがザコの暴走放置してるのは混乱と被害拡大させたら用済みで組織ごとポイ捨てのつもりだからだろうけど、ハノイの騎士の組織としての寿命をここで使い切ったら、今の計画が遊作に阻止されて新章入る頃にはすっかり幹部クラスだけの身軽な少数精鋭になってそうです?


2017年10月25日

遊戯王VRAINS。おやプレイメーカー現れたのにリボルバー出てこなかった。本命の作戦完遂までに再戦を果たさないといけないはずなのにこの機会を見送るってことは、あの謎の種の進行に時間が掛かってる&現時点ではリボルバーは手が離せないってことなのかしらん?


2017年11月01日

遊戯王VRAINS。つまりファウストさんとバイラさんはリボルバーの兄貴分姉貴分で父親がアレなことになってしまってるリアルでも保護者代わりに可愛がってたのですかありがとうございます萌えです。ファウストさんバイラさんのご関係は何だろ同志でも元同窓生でも恋人でも兄妹でもいいです。

葵ちゃんがエマさんに反発して飛び込んでった時には肝を冷やしたが、自分がアナザー実験台で被害者第一号だったと知って、自分と同じ目に遭ってる人たちを救いたいという強い目的意識が出来たのはちょっとほっとした。遊作も鬼塚もエゴなんだから葵ちゃんもそうでないと、外野がアレじゃつらい。


2017年11月08日

遊戯王VRAINS。ワケわからんすぎる予告は棚上げとして、これバイラさん粛清覚悟の自決なの? 希望を勝ち取った葵ちゃんに心動かされた響子さんも諦めることをやめたと思ったのだが…それとも彼女の本当の憂えの在処/ハノイの計画の本命がアナザーではないと、遊作も草薙さんも知らないから勘違い?

ハノイの騎士はどうやらほとんど組織だってないので幹部クラスこそが実質ハノイであり、それ以外は使い捨ての賑やかしみたいなものだし、外部の目からはともかく幹部の粛清って内部的にやる意味ない気がするんだよな…

とはいえバイラさんの抱えていたリボルバーがこれから歴史的な大罪を犯すことへの嘆きをひっくり返すには、計画の放棄ではその先の目的が達せられないし、別の存在がリボルバーからハノイの騎士リーダーの名前/計画の主犯を内実ともに乗っ取るくらいしか思いつかんね。


2017年11月19日

遊戯王VRAINS。思いつきメモ。ハノイ三騎士が未帰還になったの、今暴れてるハノイは全員アナザーウィルスのキャリアで「LVでデュエルした際に敗者が発症する」プログラムとか。あと下っ端用はアッパー系の電子ドラッグも兼ねてるとか。実験時の葵もヤバかったし。勝手に妄想するだけ妄想するだけ。

すぐにアナザーを治療しないのは、発症中は効果がない(状態が安定してから除去可能とか)→リアル状況がマズい(意識不明になったタイミング等でリアルバレの危険性)とか、本命作戦実行直前までお休み(特に響子さん)とか。勝手に妄想するだけ妄想するだけ。

バイラさんが除去プログラムばらまいたのでアナザー被害者を意識不明で維持は真の目的の内に入ってないだろうから、本当にプレイメーカーのリアル捜しなんだろうなあ。ついでに無差別に荒らし回って一般人を遠ざける目的も並行してるか考えてたけどモブ人口は減ったり増えたり微妙だな。


2017年11月22日

遊戯王VRAINS。鴻上博士ファウストさんバイラさんは十年前の拉致事件の際きっちり加害者側だったなら、ハノイP首謀者は鴻上博士もガチです? てことはハノイP後にイグニスを巡ってSOL社(?)と対立→放逐されて地下に潜ったとか? しかしそうなると当時の幼いリボルバーの位置づけって…

アイはSOL社データバンクで開示した以上にもっといろいろ知ったのかな。情報を得たのか思い出したのかさておき、ハノイからイグニスが危険視されてる理由は既に把握してるような言動。となるとアイの当面の目的も遊作を餌にリボルバーとの再戦なのかな…?


2017年12月06日

遊戯王VRAINS。白い少年が喋ったぁぁぁ!! しかも通ってたのか。わかっちゃったから、わざわざお別れを言いに来たんです? 向こうは気づかれたことも気づいてないのに…何というかこの律儀さは自分のためなんです?


2017年12月13日

遊戯王VRAINS。エマさんのアバター食われた!?これリアルへの反動どうなんだろう。あの種が注ぎ込まれた屑データをエネルギー変換して育って発芽してハノイの塔になって、周囲のデータ手当たり次第に食ってさらに超高密度に凝縮されて、しまいに超新星爆発を起こしてLV壊滅みたいな計画なんかな?


2017年12月27日

遊戯王VRAINS。セルフ触手プレイとか高度な変態が再びとは…しかしスペクターのポジション謎だらけだけど、家族構成以上に葵ちゃん個人を調べ上げてる辺り、ウィルスの実験対象だっただけじゃなく、個人的興味があったのは嘘じゃなさそうだな?

大人な三騎士とは別枠、やたらテンション高いリボルバー信仰、リボも意外と喋る、スペクターという名前、草薙ポエム…リアルは若くて同年代とか? 遊作や仁同様ハノイP拉致被害者の一人で事件後の境遇が悲惨だったとか? 身元わかって帰れたけど家族に気味悪がられて歪んだとか…うむ妄想は自由。


2018年01月10日

遊戯王VRAINS。あ、やっぱりスペクターのリアルはロスト事件被害者の一人みたいだな。本人は部外者だけどプレイメーカーという別の被害者を知ってる位置づけの葵ちゃんならもう少し踏み込めるかしらと期待したところもあったけど、いろいろ足りなくて届かなかったか…確かにメタ要素抜きじゃな…

スペクターの歪みは名前から遊作とも仁とも違うパターン(年末妄想)かな~と思ってるけど、葵ちゃんが届かなかった理由が力不足価値観云々以前に『家族に愛され守られている』時点でスペクターにしたら身も心も踏み躙りたくて仕方なかった、だったらいいと思ってる。


2018年01月17日

遊戯王VRAINS。ああやはり鴻上博士はコピーの自覚あるコピー…でもリボルバーにとっては父さんなので、博士の前では別扱いに従うけど、そうじゃないときは父さん。いいね! 生前の鴻上博士がガチのマッドだったかもしれない気配はさておき、暗殺に用いられたSOLテクの電脳ウィルスの出所はどこだろ。

スペクター、ロスト事件でズレて幽霊になったかと思ったら事件前からズレてた! スペクターの信じる樹の庇護が、イマジナリーフレンドならぬマザーというか赤ん坊の時の記憶だと本人が思い込んでるだけの妄想なのか、それとも本当に超常現象で守られていたのかは今の段階では何とも言えないが、

スペクターが喪ってしまった樹の愛情を、スペクターの理想通りに再現して創り出されたのが今のデッキってことなのかしら…ええと、鴻上博士コピーとリボルバーの複雑な父子発覚と一緒に出されると、ぶっちゃけキツいです。これ主観の真実と客観の事実の狭間で正しい答えが出なくなるやつじゃね?

あとスペクター、やっぱり葵ちゃんのことは踏み躙りたくて踏み躙るために踏み躙ったんやろうな…


2018年01月24日

遊戯王VRAINS。サンアバロン咄嗟に橋を修復してたな? 過去のリアル大樹は幼スペクターの空想の母/無意識の投影と解釈してるが、もし今『理想の母』と定義されている聖樹のプログラムが、与えられた定義に従って子を守ろうとしているとしたらゾクゾクする。プログラムが空想を越えようとしている。

聖樹が本格的にスペクターを守ろうと動くなら、客観的にはプログラムが与えられた定義に相応しい行動を返しているだけだとしても、スペクターはそこに本物の『母の愛』を見るだろう。とはいえAIが意思を持つというのは、イグニスの持つ意思とは、たぶんそういう次元の話ではないのだろうな。


2018年01月31日

遊戯王VRAINS。敵も味方も遊作にがっつり爪痕と呪いを遺していきおった…これは知らず惨劇の引き金を引いていたと後悔したとき、私情で始めたことがいつの間にか化け物に変貌していたと気づいたとき、もう後戻りできなくて自分を殺して使命に殉じようとしてしまうやつかな。そこのリボルバーみたいに。

そしてまた総集編っぽい予告の雰囲気なんだけど何となく死に体スケジュールで回せるのはせいぜい2クール前後って印象があるので放送前からずっとヤバい気配漂わせてたのがとうとう限界を迎えて破綻しかけてるような気がしないでもない…

もし遊作がリボルバーの後追い状況になるなら、計画阻止された後のリボルバーの行方と役回りがどうなるかも気になるが、葵ちゃんが初めて家族以外の誰かを真正面から見て、今度こそ空回りでなくその人を救うために、ぶん殴って目を覚まさせる系ヒロインとして花開いたら、きっと私が楽しい。


2018年02月02日

遊戯王VRAINS。スペクター→聖天樹、どっかでリアル大樹の紛い物で穴埋めとわかってもいたけど、その聖天樹が燃え尽きるまで在ろうとしていたあの時、スペクターはそこに初めて母を見つけて本物になって、それ故に母を二度喪って涙することになったのだろうか。

死者/脳の電気信号のコピーでしかない亡霊と自認し、息子から父と呼ばれることも拒む存在を、表向き従いながら本心ではリアルで目覚めることのない父と同じに見ているらしいリボルバーといい、じゃあ本物って何だ?が地味に怖い気がしてくるVRAINS。

遊作も本物の自分を探してるとも言えるかなあ。喪った父親/自分の過去と、奪った連中への復讐を追い求めて、辿り着いたのはあのとき父/自分から生まれ落ちてしまった化け物だった…なんて感じにズレた相似形で遊作とリボルバーが対だったら私が楽しいってことを放送日は書き忘れてたので追記。


2018年02月07日

遊戯王VRAINS。リボルバー、そういえばAI嫌悪語ってたな…イグニスが父の大罪でありその購いにリボルバー自身も殉じるつもり故としても、リアルで植物状態?の父の肉体と暮らしながら、ネットで亡霊と自覚的なコピーの鴻上博士を秘かに父と同一視してるリボルバーの現実と虚構の屈折を考えてしまう。

あとアレなんだか十年前に遊作個人と何かあったような発言です? その父親にも内緒にした遊作のことはリボルバーの私情なんだろうけど、そもそも鴻上博士との関係性も捻れ気味だし、リボルバーが十年間この歪みを全部一人で抱え込んで飲み込んでるとしたらバイラさんの気持ちもわかる。


2018年02月18日

遊戯王VRAINS。今週のやっと見た。さんざん沸き立ってたので前半戦のオチがミラフォなのは了解済みだったが、あれだけ引き出したところにぶちかますの、決まりすぎてもう純粋にめちゃくちゃ快感だろうな…聖バリめっちゃ輝いてたな…


2018年02月21日

遊戯王VRAINS。リボルバーと鬼塚ガチ決闘やりきった! 遊作も鬼塚大好きだけど、リボルバーにも好印象植え付けていったかしら。カメラ吹っ飛んで敗北消滅が中継されないのが象徴的というか鬼塚は結構特殊な位置のキャラだな、自分も周りも屈折してる少年2人とは別次元の「陽」の大人というか。

「何のために戦うか」をリボルバーがああいう落とし所にしてるのは痛ましいというか…でも実際ハノイ完遂時にリボルバーのリアルが無事で済むとは思いがたいが、鴻上博士の機械で生かされてそうなリアル肉体も今活動中の電子コピーも死ぬだろうから、息子としてはそうならざるをえないのか。


2018年02月28日

遊戯王VRAINS。リボルバーたちがイグニス抹殺しなければならないと考える理由、限りなく不死に近い高性能AIが高度すぎて人間に嘘をつける、自分の利害を計れるって確かに怖いが、鴻上博士が「イグニスは嘘をつけるほど高度なAIだ」と気づいた経緯がまだ謎だな。そっちの方が問題かしら?

実際、イグニス6体は眷属つくってサイバース世界つくって、何をやろうとしていた? 生命ごっこだけではなかった? その途中で鴻上博士たちに見とがめられ、嘘をついて誤魔化そうとしたのがバレて決裂して、鴻上博士はイグニスを排除すべき危険な存在と決断したとか???

あと子供たちにツインテらしきシルエットがいたけど、水属性っぽいイグニスがツインテっぽい形状だったので、いつか葵ちゃんとコンビ組むのかなと思ってたけど、あれはイグニスは学習対象を真似ることもあるってことかな…スペクターとは別ベクトルでヤバい子供とかいなかった? 大丈夫?

嘘をついて隠したりするような大それたことをもしイグニスたちが計画していたとしたら、はぐれ者っぽいアイが把握してるのかも問題だし、利用する気らしいSOL社上層部がどこまでわかってるのかとか、六人のうち一人くらいは事件後イグニスと再会して何かやらかす側になってるのがいそうとか…

しかしイグニス、そのクラスのAI一体が子供一人を学習用サンプルとして数ヶ月生け贄にしてつくれるのコスパいいな?と思ってしまった.hack脳。あっちはプレイヤー何千万人のゲームプレイサンプリングして究極AI誕生だったしな…鴻上博士も犯罪に走らず時間かけて数に頼ればその後も穏便だったろうに…

あとリボルバーのリアル素顔! まさか先に子供時代が顔見せになるとはな! だがこれは美少年に育つ顔だ…お母様はきっと目鼻立ちくっきり華やか系の美人さんだろうなって感じだ…!

遊戯王VRAINS。何か引っかかると思ったらそうだ、遊作たち6人の子供とイグニスが一対一なら、ロスト事件はイグニス誕生の実験ではなく量産実験だったのではないか? ならば1話に登場したAiたち6体とは別に、人間サンプルにしてイグニス誕生を実証したプロトタイプが存在していたのではないか?

子供1人でイグニス1体分を賄えるってわかっていなければ、ロスト事件で子供6人全員が同じ目に遭わないのでは。ただプロトタイプの自我確立まで時間が掛かったので、それをショートカットするために、揉み消しやすいように、親のいない子供6人を拉致って量産実験したのがロスト事件だった、とか…?

妄想だけど、あんな非道ではなく試行錯誤の実験の蓄積の末、鴻上博士たち研究者をサンプルに生まれたプロトタイプ・イグニスがいて、それが研究助手AIづらして手っ取り早いサンプリング手段を提案し、マッド気味な鴻上博士を利用して自分の仲間を増やそうとしたのがロスト事件だったとしたら。

そうして増えた仲間たちすら利用して誘導して何か企んでたりとか、あとイグニスが嘘をつける自我なら人間のふりをすることも可能だしSOL社の上層部、チェスの中身あたりにすり替わってるとか、あちこち敵に回して真の黒幕ポジションなれるわ~っていう妄想。

最初の頃はロスト事件でプロトタイプ錬成してそこからAiたちが生まれたハガレンのお父様ルートも妄想してたなあ。今わかってる段階だと、鴻上博士たち人間の前で嘘ついてバレて危険視されたイグニスがいるはずなので、それがどのイグニスかっていう謎から妄想が元気。


2018年03月07日

遊戯王VRAINS。リボルバーのリアルフルネーム鴻上了見と判明したうえ来週ついに遊作とリアル対面だ!! 10年前の回想だ!! しかし鴻上博士、あれはやはり生体脳依存だったのかな…バイタルが大変なことになってしまったけど心肺蘇生は間に合う? 父親ご臨終の横で話し込むのはさすがに気まずい。

鴻上博士のあれ、最初は脳機能の損傷を補うため機械に繋いだ生命維持装置で、記憶人格の電脳エミュレートもそれ拡張した産物だったりしてな? Aiちゃんが自分の構成データ犠牲にして遊作守って縮んだけど、リボルバー相手に同じことした鴻上博士はバイタルにダメージいってるし。

ハノイの塔完成したとき機械に繋がって辛うじてリアル生きてるっぽい鴻上博士どうなるってのはずっと気になってたので、バイタルのアラーム持ってるしリボルバーは蘇生の準備も万全と信じてるよ。だから相打ちでもとにかく終わらせて急いでログアウトしたのだと。

ネットワークもろとも父子もろとも殉死する覚悟も鴻上父子にはありそうだけど、同時にリボルバーは父親延命の手立てを何も用意しないとか蘇生を行える自分を粗末にするとかはないのではと今までのファザコン言動を信じてる。鴻上博士は命を捨てきれるけど、リボは捨てきれないでいてほしい願望。


2018年03月14日

遊戯王VRAINS。リアルに勝ち逃げを選ばなかった了見はここでイグニス/ネットワーク/仲間と心中する気満々であり、リボルバー=あの声の主と知った遊作にはこのデュエル/ハノイの停止だけでなく、彼の救済をも勝ち取る動機が発生したんですねわかります。これ鴻上博士の死に逃げがホント酷い。呪いだ。

了見は真っ当な善性の子供だったけど、よその子供にあんな非道な実験やらかして罪悪感を持たない鴻上博士が父親で、だからこそ了見の善性は鴻上博士の父親らしい側面/敬愛と良識欠落したマッドな側面/恐怖の落差と現実をひっくるめて飲み込むために、自分自身をも悪性に置いてしまったんじゃろ…

しかも鴻上博士が死に逃げしてしまったので、しかも息子を庇ってという父親側面で死んでいったので、了見はますます鴻上博士を糾弾するどころかその罪ごと背負って殉死する方向へ突っ走る呪い。酷い呪いだ。今の了見に、父親と自分を切り離せるだけの心理的豊かさがあるとは思いがたいのがなお酷い。

鴻上博士にとってイグニスのサンプルに拉致った被害者の子供6人/被験者は箱の中の実験動物でしかなく、ひとりの人間として認識した瞬間がないってことだろ…その父親を嫌わないために自分も善ではないと思い込まなければいけなかった息子って、幼い了見の行き場のなさがホント酷いな!

最初の前提が間違ってしまってるから後が全部歪んでるんだが、8歳の子供にそこの正しさを求めるのはあまりに酷なので今から頑張って修正するしかないけど、父親のためだけに生きた年月が長すぎて了見18歳にはろくに外の世界がない、確信犯(誤用でない)に育てられた悲劇すぎる…

確信犯(本来の意味)に育てられ/利用されたキャラがそれでも元凶を元凶と憎むよりも親/師として敬愛を抱き続けるパターンは痛々しいったらないヴァン先生とアシュルクとかイゼルカントとゼハートとか鴻上博士と了見とか! 確信犯だから狂った信念でも嘘ではないんだ、だから確信犯はえげつないんだ。


2018年03月15日

遊戯王VRAINS。そうえいばロスト事件の通報が匿名なのはSOL社の情報操作等でなく事実みたいなので、了見8歳は「お父さんを止めて!」みたいな通報じゃなく、父である鴻上博士を客観視した言葉を用意して、身元を隠した言動が出来るだけの聡明さがあったのか。あの地獄で! まだ小2なのに! あと、

通報する自分を隠したい気持ちが8歳時点でもうあったなら、変わり果てた姿で帰ってきた父に、了見はあれを通報したのは自分だと打ち明けられたのだろうか、終ぞ言えないまま死別したのだろうか。鴻上博士失踪中はファウストさんバイラさんが保護者代理だったのかな、この二人は知ってたのだろうか。

もし了見が誰にも言えていないままだったら「リボルバー」の名前は道具で在りたい徹したい/もう父を糾弾しない表れとしたら、スペクターもだけど、アバター命名は自嘲と自己への願望が複雑に入り交じった感じ。そして「通報した了見」を最初に見つけてすくい上げるのが遊作になるのかもしれない?


2018年03月21日

遊戯王VRAINS。Aiちゃんの「やりすぎた?」に「かもな」と返す遊作に何というか今までより心の余裕を感じた気がする、事件のあらましは了見が話してくれたし、鴻上博士みたいな確信犯かつ故人の思考を問うても仕方ないし、今はやるべきこととやりたいことが明確/重なって落ち着いたかな。

リボルバーのテンションがいつになく高いと思ったが、この子ついさっき人生を捧げた父親が自分を庇って死んだばかりで、それを目の前で看取ったばかりで、しかも計画が成功したら世界規模の大犯罪かつ自分もただでは済まないわけで、了見18歳、かなりヤケっぱちテンションじゃないかしら…?

囚人モードでも父親が死んだショック状態でも自暴自棄モードでもない普通の鴻上了見18歳の素顔を是非とも拝みたいので、遊作とつたなく友人関係を始めてほしいので、ハノイ編の決着よ穏便に付いてくれ。昨日のわざと悪い予想して厄除け妄想みたいなことにはなってくれるな…


2018年03月22日

遊戯王VRAINS。鴻上博士の思想を一考/妄想。了見曰く意思を持つAI研究は人類の後継種をつくるためだけど、将来的に特異点を越えるイグニスを人類が敵視して両者が敵対する未来予測からイグニスを人類の敵と見なすならば、鴻上博士にとってイグニスとは人類に取って代わる存在ではなく、

→人類を生かす存在であるべきだった? とすると鴻上博士が計画当初に描いていたイグニスの理想像とは、自力では行き詰まるしかない人類を補助して種の延命/進化を促す、たとえば人類を肉体から解放/電脳化する導き手/人類幼年期の終わりの介添人だったのかもしれない?

めっちゃ大雑把に語弊ありそうな言い方すると、鴻上博士はガンダム00のイオニアのなり損ないで、イグニスに求めたのもイノベイド的な役割であり、新人類誕生の揺籃作りが目標だったのではないか、みたいな? じゃあ遊作がせっちゃんでAiちゃんがティエリアになるのかな!とか寝言はさておき、

とりあえず生きろ了見。人間とイグニスの良好な関係構築と未来の可能性を見守るためにも。今度こそ本当に死んでしまったらしい鴻上博士は、死者はもう何も語ってくれないけど、ロスト事件は非道だったけど、父親を全否定したまま人生を終えるのは悲しすぎるだろう。了見が救われない。

まあ、リボルバーは倒すしかないとか言ってるけど中止の可能性なんて微塵も考えてなさげなハノイの塔に穏便な停止手段なんて果たしてあるのかな?とか、なんやかやあって了見が一時退場に見舞われないかとか、いろいろ不安は尽きないがな!

しかし人工知能の特異点問題とか真新しくもないのにイグニス開発前にちっとも想定してなかったのが何というか…ロスト事件被害者を人間とも思ってなさそうな素振りといい、鴻上博士のご都合主義思考あかん。これだから夢見がちな確信犯はあかん。
以上、妄想ツリーでした。


2018年03月28日

遊戯王VRAINS。前回も遊作→Aiちゃんの接し方の変化を感じたが、今回のこれはもうコンビ成立よね! 初回の人質作戦からここまで感慨深いわ…Aiの狡さだけでなく告白に負い目もあったからAiにも人格/心があると遊作も実感したのかな。崖っぷちでも、ひとりぼっちで立ってるんじゃないって心強いな。

そうしてAiと話しながら遊作が、今まさにひとりぼっちで立ってるリボルバー/了見を見るのが本当にな。もうな! 次で決着だがハノイの塔どうやって止めるのかな。その後のことも。了見も今は父親が死んだばかりで自暴自棄ですぐには切り替えられないだろうが、終わってもまだ終わってないのだから。

そういえば不霊夢でお察しだったけどイグニスと6属性の関連づけが明示されたけど、Aiちゃんに実は闇っぽい本名があるのでなければ、不霊夢の名付け親も尊だったりする? てかイグニスが開発時に振られた番号以外に個体識別符号を持ってなかったとしたら、人間による『命名』は結構重要かも?


2018年04月04日

遊戯王VRAINS。リボルバーが遊作をイグニスとの心中に巻き込むつもりだったのはなかなか思い切ってるが、友達作れなかった遊作の言にひっそり(無意識に?)後ずさって黙り込む了見やっぱり良い人だし、そんな遊作にとって初めての「友達になりましょう!」は激しすぎてただのプロポーズだった。

そして新章は今回のラストから少し時間が経ってそうなのでで、リアルで目を覚ました遊作と了見がどれだけぎこちなくたどたどしく別れて、ボートで沖に出た/それを見送ったのかはご想像にお任せされました!

Aiちゃんは自分が遊作の友達カウントされてないのがちょっと不満だったようだが、次に再会して「そうしたいから」でつるむようになったら今度こそ友達ですね、わかります。

ハノイの塔を作ったのも、リボルバー消滅で停止を仕込んだのも鴻上博士だろうけど、塔の活動が息子のアバターと連動してるの、イグニス滅ぼす最終手段だった塔をもし止めるべき時が来たとしたら、それは了見がリボルバーを捨てる/解放される時って想定して、その機能を息子に伝えてたってこと?

爆発直前で途方もないエネルギーを貯め込んでいたのに、多くの人のアバターも巻き込んで取り込んでたのに、停止したハノイの塔から元に戻すプログラムが綺麗すぎたので、中止すべき状況も想定して、その時には了見のために出来るだけ綺麗に片付ける用意もしてたってことなのかな、鴻上博士は。

了見はまだイグニスを滅ぼすべき脅威認定だし今後イグニスの誰かが何かやらかしたらそれ見たことかと再登場しそうだけど、その時は遊作とAiちゃんと了見の共同戦線になる未来の可能性も感じる「友達になろう」だし、まあ言っちゃったし言われちゃったしでもう他人ではないし敵でないならそれは友達。

鴻上博士が死んだ今、了見が父の遺志から自分の未来に進むなら、了見自身がイグニスとの交流を通じて人類と敵対以外の道もありうるのではないかと実感したり、その先に父が最初に夢見た未来/もっと良い未来の可能性もあるのではないかと、とにかく自分で納得しないと始められないだろうしなあ。

ハノイの塔を止める鍵がリボルバーだった件、了見は自分が通報したと父に言っていたか不明だけど、言われずとも鴻上博士は通報したのが息子と知っていたなら。知っていて塔の鍵をリボルバーに設定していたなら。了見が塔を止める/リボルバーを捨てるなら、どんな理由でも、それで良いと委ねていたら。

そんな鴻上父子が欲しいです妄想。アバターのリボルバー消滅でハノイの塔が止まって、犠牲が悪い夢だったように綺麗さっぱり元通りなのは遊作への報酬として真っ当だけど、それはそれとして鴻上博士の作ったハノイの塔の鍵が了見のリボルバーだった理由が物語の内側にも欲しいです妄想。


2018年04月05日

遊戯王VRAINS。もしハノイの塔を止めるべき時が来たとしたらそれは息子が"リボルバー"を捨てる時と想定して、了見のアバターを塔の鍵に設定する鴻上博士と、父がそんな重要な鍵を、かつて父を裏切った自分に預けたことがたまらなく怖ろしい了見という、この妄想ツリーの誰得私得な鴻上父子を書きたい。


全体の構想はまだない。いやでもリボルバー敗北とハノイの塔の停止が直結&あんな完璧な後片付けが付随してる/そも犠牲者の燃料化が可逆という謎に理由を考えるなら、塔を作った鴻上博士に求めるしかないよね。本人ガチの確信犯マッドだから「息子のため」に求めるしかないよね。

許すっていうのとは違うけど、十年前に了見が通報したことも実は気づいてるけど裏切りとは思っておらず、息子がそうしたらならそうすべきだったのだろうみたいに思ってて、だからハノイの塔も自分は必要と確信しているが最後はまた息子が決められるように鍵を委ねていったとか、

一方で了見は十年前の罪悪感の板挟みでいっぱいいっぱいとか。今度こそ父を裏切ってはならないと思い詰めていたりとか。でもそうやって頑なになっても今回もまた揺るがすようなもう一つの本音をあぶり出してくる遊作の存在とか。そんな妄想を誰かください。



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