★五行
先天八卦(河図)に書かれている先天五行は「水火木金土」の流れ。
後天八卦(洛書)に書かれている後天五行は「木火土金水」の流れ。
式神は立春から始まって、後天五行の順に並んでいる。
相剋 →抑制
水克火(水は火を克し)
火克金(火は金を克し)
金克木(金は木を克し)
木克土(木は土を克し)
土克水(土は水を克す)
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水は火を消し、
火は金を溶かし、
金(刃)は木を伐り、
木は土から養分を吸い取り、
土は水を堰き止め吸い込む。
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相生 →援助
木生火(木は火を生じ)
火生土(火は土を生じ)
土生金(土は金を生じ)
金生水(金は水を生じ)
水生木(水は木を生ず)
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木は燃えて火を生み、
火は物を燃やし土(灰)を生み、
土は金(金属)を生み、
金は水(露)を生み、
水は木を育てる。
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比和 →相乗
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●ヤクモさんちの五行戦隊(25話降神順)
■消雪のタンカムイ [水]
■雷火のタカマル [火]
■黒鉄のリクドウ [金]
■榎のサネマロ [木]
■青龍のブリュネ [土]
●五行柱(46話)
■木は燃えて火となり
■火は燃え果て土を残し
■土は重きに耐え金を生じ
■金はその肌に水を帯び
■水は再び木々を生む
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★五行配当表
五行 | 木 | 火 | 土 | 金 | 水 |
五色 | 青 | 朱 | 黄 | 白 | 黒 |
聖獣 | 青龍 | 朱雀 | 黄龍 | 白虎 | 玄武 |
方位 | 東 | 南 | 中央 | 西 | 北 |
季節 | 春 | 夏 | 土用 | 秋 | 冬 |
天体 | 歳星 (木星) | 熒惑 (火星) | 鎮星 (土星) | 太白 (金星) | 辰星 (水星) |
地相 | 河川 | 窪地 | - | 大道 | 丘陵 |
気 | 生気 | 旺気 | - | 老気 | 死気 |
性 | 曲直 | 炎上 | 稼穡 | 従革 | 潤下 |
ついでに五輪塔
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五大 | 地輪 | 火輪 | 空輪 | 水輪 | 風輪 |
五体 | 身体 | 熱 | 生命 | 血液 | 呼吸 |
形 | 方形 | 三角 | 珠 | 円形 | 半円 |
塔 | 基礎 | 笠石 | 宝珠 | 塔身 | 請花 |
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★旺・相・死・囚・老
季節 | 春 | 夏 | 土用 | 秋 | 冬 |
木 | 旺 | 老 | 囚 | 死 | 相 |
火 | 相 | 旺 | 老 | 囚 | 死 |
土 | 死 | 相 | 旺 | 老 | 囚 |
金 | 囚 | 死 | 相 | 旺 | 老 |
水 | 老 | 囚 | 死 | 相 | 旺 |
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★式神の五行と四季
五行 | 木 | 火 | 土 | 土 | 金 | 水 |
立春〜 | 椿 | 雷火 | 芽吹 | 青龍 | 青錫 | 消雪 |
立夏〜 | 榎 | 大火 | 繁茂 | 朱雀 | 赤銅 | 甘露 |
立秋〜 | 楓 | 癒火 | 豊穣 | 白虎 | 白銀 | 秋水 |
立冬〜 | 柊 | 埋火 | 霜花 | 玄武 | 黒鉄 | 凝寂 |
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※四鬼門の各式神は春季の椿族、夏季の甘露族、秋季の秋水族、冬季の霜花族。
●地流大鬼門・四鬼門
東京都・地流本社(関東) →異常気象、冬に(降雪)
ミカヅチ:赤銅のイツム[夏季・金]
青森県・恐山(東北〜北海道) →異常気象、夏に(猛暑)
クレヤマ:榎のコンゴウ[春季・木]
滋賀県・琵琶湖(関西) →異常気象、秋に(紅葉)
オオスミ:甘露のミユキ[夏季・水]
高知県・八十九霊場(四国) →植物異常生長
ナンカイ:秋水のナマズボウ[秋季・水]
福岡県・筑豊(九州) →生物異常発生
タイザン:霜花のオニシバ[冬季・土]
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八方音
印入力の方向を八つの音で表したもの。
闘神機は八方音だが、神操機は斜めがない四方のみ。
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八卦 | 乾 | 兌 | 離 | 震 | 巽 | 坎 | 艮 | 坤 |
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発音 | ケン | ダ | リ | シン | ソン | カン | ゴン | コン |
方位 | 北西 | 西 | 南 | 東 | 南東 | 北 | 北東 | 南西 |
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由来は後天八卦(洛書)を上下ひっくり返したもの。下図参照。
※後天八卦は南を上に描かれているので、上下をひっくり返すと北が上になる。
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中央は「太極」または「中宮」という。
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十二支による方位 |
子 | 丑寅 (艮) | 卯 | 辰巳 (巽) | 午 | 未申 (坤) | 酉 | 戌亥 (乾) |
北 | 北東 | 東 | 南東 | 南 | 南西 | 西 | 北西 |
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契約・使役・闘神士
- 闘神士
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太極神と契約し、式神を使役して妖怪や魔物を祓う術者。
陰陽道の系統からは外れて戦闘に特化した。
※陰陽師とは占術や呪術などを扱う術者であり様々な学問の研究者。
- 太白神社
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陰陽道から分かれた闘神士のための拠点である神社。
本社だけでなく分社があり、モンジュが宮司を務めていたのは分社。
闘神巫女は通常、その大半が本社に詰めている。
※アニメに登場する天流宗家跡地に隣接する「新」太白神社が本社かは不明。荒廃した「旧」太白神社がモンジュとヤクモの住んでいた分社かも不明。28話ではヤクモが新太白神社のことを「太白神社」ではなく「新太白神社」と呼んでいる。
- 闘神機(漫画版より)
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闘神機を通じて太極神と契約し、式神を使役する。
契約時に、式に名を与えて契約を成す。
※「コゲンタ」と名付けたのはヤクモ。モンジュは「アカツキ」と名付けていた。
同じ式神とは二度と契約することが出来ない。
- 零神操機(漫画版より)
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その力の強さ故に名落宮に封印されていた、特別な神操機。 (漫画「印の十一」より)
- 神操機(アニメより)
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闘神士が自分の望みを伝え、それを受容した式の名を呼ぶことで契約を成す。
闘神機のように闘神士が名を与えることはせず、式神が名を教える。
※リクの場合は契約時にコゲンタが「コゲンタ」と呼ばせた。ユーマとランゲツの契約時も同様。
契約時の目的が達成されぬまま式神が失われることで契約が解かれると、闘神士は契約中の記憶をすべて喪失する。
契約する式神は双方の資質や相性、能力、そして偶然によって決定される。
神操機は闘神機の原型でもある。 (漫画「印の十一」より)
- 極神操機(アニメより)
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…発生条件、由来不明。
流派章が「七」に達している状態で神操機を損傷しても式神が名落宮に落ちず、神操機が繭と化した。
闘神士が契約続行への強い意志を示すと、その繭から極神操機が現れ、流派章も「極」となった。
- 闘神苻
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闘神士が使う苻。様々な術の行使に用いられる。
式神を補助する他、呪や、降神を行うだけでなく、妖怪や式神を直接斃すことも可能。
※闘神苻そのものに特定の術が込められているわけではなく、臨機応変。
- 守護式神
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闘神士の節季(誕生日を含む節気)と一致する節季の式神。
闘神機の場合、最初に契約できる式神が守護式神の種族(?)
「汝の節気は秋分 白虎族がともにある」 (漫画「印の一」より、ヤクモ契約時の太極神の言葉)
※白虎の節季は9/23〜10/7。よってヤクモの誕生日はこの期間のどれかになるが、リクは魚座(2/19〜3/20)であることと、神操機では契約式神はランダムであることが公式発表された。
- 名落宮(ナラク)
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交わしていた契約を、正常に継続も解除も出来ない状態に陥った式神が彷徨う空間。
契約中に闘神士が死亡したり、闘神機・神操機を激しく損傷した場合など。
※漫画版は「印の十」でヤクモの闘神機が壊れた。アニメ版は23話でリクが契約を拒絶した。
- 陰陽八卦盤
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伏魔殿の内部で闘神石の位置を指し示す道具。
由来はおそらく、陰陽道において占術に用いられた式盤(ちょくばん)。
中央に北斗七星が描かれている。
- 関西空港事件
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関西国際空港の開港前夜にあった、闘神士たちと百鬼夜行との戦い。
この戦いでモンジュはアカツキを失った。
※関西国際空港は1994年9月4日開港。
- マホロバの乱
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漫画版。太極神の封印を巡る戦い。
歴史の歪む瞬間に現れるという刻の御柱は、過去七度現れた。
※関西空港事件の十年後。