a.g.
 

En Attendant Godot.....







当ページ掲載の『ag』設定は作成中のものです。
ときどき増えたり減ったり変更になったりすることがあります。
また各種用語については独自の取り扱いもありますのでご注意ください。



メインキャラクター:称号
ルーク ファブレ公爵家 嫡男/キムラスカ王国 王位継承権第二位/ファブレ子爵
ナタリア キムラスカ王国 王女(インゴベルト六世第一子)

ジェイド マルクト帝国軍 兵器局長/中将
ガイ ガルディオス伯爵

アニス ローレライ教団 律師/神託の盾騎士団 主席総長付副官/奏手
フローリアン ローレライ教団 唱師/神託の盾騎士団 主席総長付副官補佐/響長
ティア ローレライ教団 律師/ユリアシティ市長秘書官/神託の盾騎士団 情報部所属/奏長

ルークは正式に帰還が公表された後、ナタリアと再度婚約。
ガイは正式に家督を相続した後、帝都から領地に移住。
フローリアンの騎士団所属の身分は、ダアト内での行動可能範囲の制限解除と、主席総長直下に置くことで教団による拘束を回避するため。実際にアニスの部下として何らかの職務を持っているわけではなく、現状は単なる老師の弟子。
ティアは騎士団にも籍を残しているが、今の職務はほぼ文官としての市長秘書がメイン。ユリアシティ側のティアとダアト側のアニスで連絡役。

ローレライ教団:枢機卿団
後任者指名がないまま導師イオンが死亡したことにより、従来の規定による次の導師が選出できなくなったため、導師空位のまま教団運営を執り行うために創設された、上級聖職者によって構成される導師代行の評議会。
大詠師位、詠師位にある七名の他、律師からも若干名が選出される。構成員たる枢機卿は、位階や階級によって席次が決められる。
導師在位となった場合には導師の顧問団として機能することが定められているが、現在、新たな導師選出の協議は停滞している。

テオドーロ ローレライ教団 大詠師/首席枢機卿/ユリアシティ市長/神託の盾騎士団 元帥/奏将
トリトハイム ローレライ教団 詠師/第二席/ダアト総本山教会長・ダアト教区長
マルティーノ ローレライ教団 詠師/第三席/キムラスカ教区長・バチカル教会長
アルフォンソ ローレライ教団 詠師/第四席/マルクト教区長・グランコクマ教会長
カンタビレ ローレライ教団 詠師/第五席/神託の盾騎士団 主席総長/謡将 ※偽名
シロフォノ ローレライ教団 詠師/第六席/ダアト総本山教理局長官/神託の盾騎士団情報部長官/謡士 ※偽名
キーン ローレライ教団 詠師/第七席/元・神託の盾騎士団 導師守護長/謡士(アッシュの前任で後任の詠師) ※偽名

音素<フォニム>特異点
同種の音素が引かれあう性質によって形成されたとされる、特定の音素が高濃度になっている地域。
プラネットストーム停止から二年が経過し、音素量の減少によって譜術や譜業は機能低下を免れなくなっているが、特異点周辺ではその音素に限り、停止前と同等の音素量を確保することが可能となっている。

第一音素 闇: ダアト総本山 ユリエルの聖地
第二音素 土: セントビナー
第三音素 風: ???
第四音素 水: ???
第五音素 火: ザレッホ火山
第六音素 光: ???
第七音素 ─: ??? (ルークが持つローレライの鍵?)

ダアト式譜術
創世暦時代、譜術戦争の産物である凶悪な譜術と、開祖フランシス・ダアトや初代導師ユリエル・ジュエが編み出した譜術から編纂された、ローレライ教団導師にのみ受け継がれる譜術大系。そのすべての譜術が特殊な禁呪として封じられているため、その封印を解いた継承者以外には行使できない。
ダアト式譜術の封印は七段階に分けて施されており、隠された聖地でのみ受け継ぐことが出来る。また継承することが出来るのは、ユリエル・ジュエの血を引く直系の導師のみとされている。

第一層: 
第二層: 
第三層: 
第四層: 
第五層: 
第六層: 
第七層: 

ユリエルの聖地
ローレライ教団の聖域の一つであり、始祖ユリア・ジュエの双子の弟である初代導師ユリエル・ジュエが封じた、開祖ダアトの眠る地。ダアト共同墓地にある導師の霊廟の奥に隠されており、導師の霊廟にある道を通らなければ見ることも近づくことも出来ないよう、特殊な譜術結界で守られている。
地下には創世暦時代の遺跡が、地上には小さな館がある。
内部にはダアト式譜術の継承に必要なモノリスや、ユリエルが遺した惑星預言の譜石などが秘蔵されており、歴代の導師は就任の前に数ヶ月この地に籠もり、真の秘預言とダアト式譜術のすべてを受け継ぐ。


神隠し事件
ルグニカ平野南部で発生している連続行方不明事件。すべての被害者がまるで神隠しに遭ったかのように何の痕跡も残すことなく失踪しているため、神隠しとも呼ばれている。
2020年ルナリデーカン55日、カイツール国境付近を巡回していたマルクト軍の一個小隊が突然消息を絶ったことで、初めて事件が確認された。その後も巡回中の兵士や近隣住民、街道を通る商人など数十名が行方不明になっている。
キムラスカ、マルクト両国が協力体制を取って、事件の原因と被害者の行方を捜査中。
その発生範囲はじょじょに北上しつつあり、エンゲーブやセントビナー周辺に差し掛かる可能性もあるためマルクトは警戒を強めている。


保守派
かつてローレライ教団内で派閥抗争を繰り広げていた元大詠師派。モース失脚後は単に保守派と呼ばれる。
ローレライと始祖ユリア信仰のもと、ユリアの預言遵守を掲げる原典主義。
預言の完全禁止に反対し、始祖ユリアの遺した第七譜石は消滅預言だったという教団の公式発表にも疑念を抱いている。
また一部には、それを始祖ユリアに対する冒涜であると言う者もいる。
現在の中心人物は、詠師であるキムラスカ教区長マルティーノとマルクト教区長アルフォンソ。

裏では預言を欲する貴族と結びついて、多くの違法預言士を庇護しているともいわれている。



今日は来ることができないが、明日は来ることができるだろう。



sketch / diary / webclap

▼『ag』裏話

今の『ag』の形に至った過程とか、そもそもの『ag』がスケッチでED後ネタ遊びみたいなものだった理由とか、『ag』の元ネタのこととかも、その当時に雑記でさらっと書いていただけなので、その頃を御存知ない方もたぶんいらっしゃると思うので、ここで軽く裏話でも。


>帰還の物語について

今の『ag』は統合ルークの帰還から始まる物語なんですが、『angel gate』として予告していた頃の初期構想では人なみに、タタル渓谷で「アッシュのみ帰還」か「ルークのみ帰還」の二択で考えていたんでした。そして過程の物語としては「アッシュで泥沼かルークで再び試練か」を考えていたんでした。
それからいろいろ作り込んでいると、どちらか一方が帰ってもう片方を追い求める云々の展開がどうもしっくり馴染まなくなってきて、「100%ルーク帰還」「100%アッシュ帰還」に「統合ルーク帰還」ルートが増えて三択になって、最終的に帰還者の人格が統合ルークである前提で始めるのが『ag』で書いてみたいことに一番マッチしてそうだなと思ったので、今のような形でスタートになったんでした。

とはいえ最終目標が『angel gate』の初期構想から変わったかというと、実はそうでもない感じ?
最初から最後まで選択肢に「タタル渓谷で二人一緒に帰還」が入らないのは、まあそういうわけなんですが(笑)


>統合ルークについて

【図解?】帰還者ルークの考え方@鏡花水苑

1.自我意識がアッシュの場合

アッシュ死亡 アッシュ=帰還ルーク

ルーク


2.自我意識がルークの場合

アッシュ死亡

ルーク


ルーク=帰還ルーク

3.自我意識が統合ルークの場合 ←これがagルーク

アッシュ死亡




アッシュ≠帰還ルークかつルーク≠帰還ルーク

ルーク


ラインが横一直線になっているところは、自我意識の連続性・同一性が保たれている状態、という意味です。
眠る前の「昨日の『私』」と眠りから覚めた後の「今日の『私』」は、たとえ意識のない時間を挟んでいても同じ一つの『私』であるという確固たる自覚があって、他人の記憶が自分のことのように増えていようが関係無しに、完全な一続きの意識を保っている、という認識の問題。

それとは逆に、目覚めた後に「今ここにいる『私』は誰?」という認識が発生してしまったら、それは既にルークとしてもアッシュとしても連続性が断ち切られていて、同一性を失ってしまっていることになります。その後に意識的にどちらかを選び取る、もしくはどちらも選ばないなどという問題にどう結論づけるかはともかく、それまでの連続性・同一性を失った先にある自我認識は、二人とは異なる連続性・同一性を得た新たな人格に等しいと考えています。

なので、たとえば統合後の肉体が物質的にどうなのかとか、統合後の人格が両者の50%50%融合なのかとか、二人の記憶がどうとかは、当サイトでは実はあんまり関係なかったりします。
絵の具の白色と黒色を混ぜて出来た灰色が、黒っぽくても白っぽくても灰色でしかないように。

#『ag』での大爆発後を「ゼノギアス」でたとえるなら、ルークとアッシュが「臆病者」と「イド」の位置にあって、agルークは「臆病者」の記憶にも「イド」の記憶にもアクセス可能な「記憶喪失のフェイ(三番目)」みたいな感じ、かも?


>アビス2ネタについて

『ag』連載を始めた頃にも何度か触れていたことですが……
自作設定を大量にぶち込みながら煮詰めていくうちにすっかり変わり果ててしまった感じなんですが、今の『ag』の原案は、昔アビス考察掲示板の片隅で繰り広げられていた「アビス2」妄想話の中にあった、あらすじネタの自己流翻案なところがありました。アッシュ帰還ルートでなく、if統合ルーク帰還ルートみたいな。アビス2『ag』用の設定捏造にとどまらず創世暦の捏造設定とも密接に繋いでいたので、最初からお里帰りは出来ないような代物でしたが(笑)
なので『ag』も帰還ED後日談にとどまらない方向の「アビス2」なんでした。