一双現想
.hack & G.U.






最終更新 // 10.12.24. [ 夏への扉 ]




■小説
あまりに捏造設定の方向性が突っ走っているため、小花筐から隔離しましたスケッチ『夏への扉』シリーズ。「やっちゃいました♪」が合い言葉の暴走捏造設定です。後発の公式設定からは特にはぐれまくっています。前作からG.U.まで、主にターミナルディスクで語られる女神『Aura』消失やプロジェクトG.U.関連で、思いつくまま気の向くまま驀進中。
かつてない勢いで「公式明言設定」と「公式暗示設定の個人的解釈」と「完全捏造設定」が入り混じっていますので、くれぐれも御注意ください。
基本コンセプトは「G.U.の裏舞台で前作メンバー暗躍させようぜ!」です。

→『夏への扉』的リアル設定ぶちまけ祭り
ネタバレALL OPEN


[ The World ]
.hack//侵食汚染 Vol.3。カイトとバルムンク。
現実的非現実世界。非現実的現実世界。ヴァーチャルの中のリアル。
モノカキさんに30のお題no.8「境界」
2004.3.7. [ 繋がる世界 ]


[ 夏への扉 ]
.hackとG.U.の狭間/裏の物語。連作スケッチ集。
「公式明言設定」と「公式暗示設定の個人的解釈」と「完全捏造設定」が入り混じっていますので、御注意ください。後出し公式設定と異なる設定も大量に含みます。
究極のプラトニックCP的にカイト×アウラを模索中。
last: 2010.12.24. [ Silly-Go-Round ]


スーっとするもの
web拍手

メインが「やっちゃいました♪」が合い言葉の暴走設定Worldです。
宜しければ一言でも感想いただけると嬉しいです。
(日記には更新時に後記+αを書いていることも多いです)
今後の予定: 思いっきり未定。
先のことはいただけた反応で考えるつもりです。ぶっちゃけ遊びまくった設定しかない状態で、何処から手を付けるかも未定なので、「ここら辺が気になるよ書け!」とか餌を撒いていただければ釣られます(笑)

今までにいただいたリクをメモーり。抜けてるのない?
・エン様がカイトが未帰還者になってると知る話とか。
・エン様とハセヲとか。
・カイト帰還まで行けたらいいなとか。
・人間とAIの恋の行方とか。








■『夏への扉』リアル設定+余話ぶちまけ祭り
「公式明言設定」と「公式暗示設定の個人解釈」と「完全捏造設定」が入り混じっていますので、御注意ください。途中で変更することもあります。
ネタバレはALL OPENです。
『夏への扉』 簡易年表
2010年12月24日『Pluto again』モルガナ事件終息/女神アウラ再誕
※カイト中二/バルムンク高三/ワイズマン小四/エルク中一
2014年 2月拓海が練習中に膝を壊してサッカー断念
2014年 8月千尋がシステム管理者権限を一時剥奪される
シューゴ達がゼフィと共にアウラに辿り着く
2014年12月ネットワーク機能低下/アウラが眠りにつく
2015年 2月Project G.U.発足
2015年 7月 7日R.A.プログラム暴走
AIDA発生/海斗たち碑文使い七人が未帰還者に
CCジャパン本社ビル火災(ビルの1/3を焼失)
2015年10月海斗が意識不明のままサンディエゴの病院に転院
千尋がCCアメリカ本社へ出向
2015年10月31日The World 最後の日
2015年12月24日『女神の死』The World R:2運営開始
2016年 8月オーヴァンがAIDAに感染しアイナを未帰還者に
2016年 8月31日番匠屋がターミナルディスクを記録
2016年 9月千尋が一時帰国、番匠屋からディスクを託される
番匠屋がThe Worldログイン中に心停止、間もなく死亡
令子がCCジャパン入社
第二次Project G.U.発足
2016年11月ハセヲがThe World R:2に初ログイン
2017年 5月ハセヲが憑神スケィスに開眼
2017年 8月『再誕』AIDAによる未帰還者が意識を取り戻す
第三次ネットワーククライシス



// .hackers


PC名『カイト』
本名: 朝倉 海斗 <アサクラ カイト>
東京都→アメリカ/サンディエゴ入院中(2017年G.U.時点)
母一人子一人の母子家庭。ただし母が仕事人間のため、そこそこ裕福。高校時代に母が仕事で渡米して以降も日本に残って一人暮らしをしていた。
2015年、突然姿を消したミアの行方をエルクと一緒に探し続けていたが、プロジェクトG.U.から『腕輪』所持者として接触を受け、真相を探るために表向き協力。適格者に選ばれたこともあってマハの碑文使いと出会うことが出来たが、エルクと引き合わせる直前に天城のR.A.プログラム強行による事故が起き、誕生したAIDAに引きずり込まれて未帰還者となった。事故直後は一時危険な状態に陥ったが、容態が安定した後は母親のいるアメリカはサンディエゴの病院に移送された。その後、2017年G.U.現在に至るまで意識は回復していない。
取り込まれた意識は、未帰還者を保護したAuraの内部で半覚醒状態にある。またオリジナルとレプリカの『薄明の腕輪』によって蒼炎とリンクしており、その目を通して『The World R:2』で起きている事象も少なからず知ることになる。

#「朝倉」は「朝・昏」の転で名付けました。暁のイメージ。「海斗」はカイトに当て字。「斗」か「都」か悩んだくらいで、フルネームほぼストレートに決定。この本名設定は実は[The World〜現実的非現実世界]執筆当時からあったものでした。
PC名『バルムンク』
本名: 氷上 千尋 <ヒカミ チヒロ>
東京都→アメリカ/サンディエゴ在住(2017年G.U.時点)
2014年8月、某筋からの執り成しもあって剥奪から間もなくシステム管理者に復帰。
女神『Aura』消失後の2015年、社員であり元.hackersでもあった関係でプロジェクトG.U.を発足時から知る。千尋本人は関わり合いを避けて距離を置いていたが、カイトが深入りしていることを危惧し動向だけは気にかけていた。
プロジェクトG.U.の事故の数ヶ月後、サンディエゴのCC本社で進められていたあるプロジェクトに招かれて出向。渡米後も日本に残っている泰彦や藤尾と連絡を取り続け、『The World R:2』日本サーバーの状況を追いかけている。
2016年9月上旬に一時帰国した際、ヘルバの手引きで生前の番匠屋と接触し、散逸した碑文とAIDAの活性化を知った。またその時にタルヴォス因子の隠し場所と彼の手記(TD)を預かる。その半月後、番匠屋の葬儀に再び帰国した千尋は、約束どおり佐伯令子にすべてを託した。

#ぱっと見クール系の美形らしく(?)男女兼用の名前を付けたくて当初は「アキラ」だったのが、AnotherBirthでブラックローズこと速水晶良に取られたので「チヒロ」に変更。漢字は最もオーソドックスだろうものを選びました。「氷上」は語感と字面ともにクールっぽいフィーリングで(笑)
PC名『オルカ』
本名: 植野 泰彦 <ウエノ ヤスヒコ>
東京都在住
高校に上がってからは、自宅よりも通学に便利で一人暮らしになった海斗の家によく入り浸っていた。
プロジェクトG.U.の事故時は.hackersへの連絡役を一手に引き受け、私的範囲での事態の収拾に尽力した。だがエルクら一部のメンバーとは『最後の日』まですれ違い続け、結局.hackers全員と連絡をつけることは叶わなかった。
大学生活の傍ら『The World R:2』にログインし、欅から預かった内外の情報をアメリカの千尋に流している。

#「泰」は「ヤスヒコ」という名前を試しにいろいろ変換して出てきたとき、泰山木がよぎって選んでしまいました。背が高く、花や葉も大きめの豪快な木です。名字の「植野」は、海斗の朝倉とちょうど五十音順で並びそうな感じに。
PC名『ワイズマン』→『八咫』
本名: 火野 拓海 <ヒノ タクミ>
静岡県熱海市→東京都在住(2017年G.U.時点)
モルガナ事件からカイトに強い憧憬と尊敬の念を抱いていたこともあって、リアルでの交流もサッカー絡みを始め積極的に行っていた。膝の靱帯断裂でサッカーを諦めたのは2014年、13歳の冬の終わり。その後はコンピュータに入れ込むだけでなくオンライントレードも始めて、ますます同年代からは浮いた、大人びた気配を漂わせるようになったが、カイトとアウラへの深い傾倒が深まることはあっても、薄れることはなかった。
またカイトを通じてバルムンクやオルカとも仲は良かったが、プロジェクトG.U.の事故によってカイトが未帰還者になって以降は疎遠になり、『The World R:2』で再開されたプロジェクトG.U.への招請に応じたことも伝えることはなかった。ネットスラムに立ち寄ることもなくなったため、彼らの動向を長らく知らずにいたが……
PC名『エルク』→『エンデュランス』
本名: 一ノ瀬 薫 <イチノセ カオル>
神奈川県在住
女神『アウラ』消失後しばらくして姿を消したミアを、カイトと一緒に探し続けていたが、そのカイトともCCジャパン本社ビル火災後は連絡が取れなくなったことが引き金に、精神のバランスを崩すようになって不登校、引きこもるように。『The World R:1』最後の日にもマク・アヌにログインしていたが、間もなくミアの死を知ってログアウトしてしまい、カイトのことを伝えるため彼を捜していたオルカと会うことはなかった。
『The World R:2』にて碑文に興味を持ったAIDAに魅入られ、ミアの死を認識しながらも喪失と孤独に耐えられなかったことから望んでAIDAに溺れていたが、ハセヲを支えに立ち直ることを選んだ。その後ロストウェポンによって自らが内包していたマハ因子にミアを見出し、再会を果たす。
その後も火災事故の時からカイトが未帰還者になってしまっていることを、ずっと知らずにいたのだが……
PC名『ブラックローズ』
本名: 速水 晶良 <ハヤミ アキラ>
神奈川県在住
志望大学に現役合格して以降は『The World R:1』へも季節イベント等に物見遊山でログインする程度になっていたが、仲間との交流は続いており、バルムンクやオルカと共にアウラの「相談」にも居合わせた。
プロジェクトG.U.の事故時は大学三年。翌年には教員免許を取得して大学を卒業し、2017年春から非常勤講師としてある学校で勤務することに。『The World R:2』はアカウントこそ持っているものの、仕事に追われほとんどログインする暇もなかったが……
PC名『ヘルバ』
本名: ???
東京都在住
ことごとくが謎に包まれていたハッカーだったが、プロジェクトG.U.の事故によって未帰還者となった海斗の見舞いにふらりとリアルの姿を現し、収集していた碑文使いに関するデータの一切を千尋に託した。その後もリアルの裏で何かと都合を付けている。
欅がネットスラムの管理を引き継いだ『The World R:2』では、彼女のログインは確認されていないが……


// Epitaph-PC


PC名『ハセヲ』
本名: 三崎 亮 <ミサキ リョウ>
東京都在住
UNDER CONSTRUCTION
PC名『ジーク』→『クーン』
本名: 香住 智成 <カスミ トモナリ>
石川県金沢市在住
七年前は未帰還者だった自分が今度は誰かを救える立場になれるならと、後期プロジェクトG.U.からの招請を受けた。だがAIDAサーバーの一件で、PCの安全を蔑ろにしてまでAIDA研究を優先する八咫の姿勢に異議を唱え、一時離脱。
その後は個人で独自にAIDAを追っていたが、そのさなか欅から秘かに接触され、柳という泰彦の現PCと引きあわされる。
二年も眠り続ける海斗たち最初の未帰還者のことを知り、自分が救いたいものを見つめ直したクーンは、パイの後押しもあってプロジェクトG.U.への帰参を決意した。
PC名『パイ』
本名: 佐伯 令子 <サエキ レイコ>
東京都在住
番匠屋淳の妹。番匠屋の葬儀の際、千尋から兄が遺した手記(TD)を渡され、プロジェクトG.U.を知る。その後、兄の手記とタルヴォス因子を有するPCデータを持ち込んでCC社に入社し、再開されたばかりのプロジェクトG.U.に配属された。
最初は兄の死をもたらしたAIDAやThe World、CC社への憎悪や復讐心もあったが、未帰還者となった海斗や志乃を取り戻したい一心で何をも顧みないほど必死になっていた八咫やハセヲを見ているうちに、彼らが救われることを願うようになった。
PC名の由来は円周率を表す「π」。
PC名『オーヴァン』
本名: 犬童 雅人 <インドウ マサト>
東京都在住
大学時代にヘルバに見込まれ彼女のグループに取り立てられた、天才ハッカー。その縁もあって2014年頃から『The World』のネットスラムでワイズマンとも交流を持つようになり、アウラやカイト、黄昏の碑文などの詳細な話を聞く機会があった。ただカイトたち本人との面識はなく、AIDAによる最初の未帰還者である海斗たち七人のことも知らない。
現在はヘルバの知己が運営する小さな会社に在職し、主にNABから委託される業務を処理していた。
未帰還者にしてしまったアイナを救うために女神アウラを探し求めていたが、今の『The World』に神は不在であることを理解して絶望。
『再誕』を発動した代償で意識不明となった後は、CC社上層部が冤罪を押しつける情報を事前に入手した者によって、都内の病院に匿われている。


// Cyber Connect Corporation JAPAN


PC名『ファイ』
本名: 番匠屋 淳 <バンショウヤ ジュン>
CCジャパン社員でプロジェクトG.U.責任者だった、プログラマーでありAI応用心理学者。天城とR.A.プログラムが起こした事故の引責で辞職後は、独自に『The World R:2』へ散逸したモルガナ因子とAIDAの行方を追っていた。
2016年夏、オーヴァンの存在を知るも、間もなく死去。
生前、手記(TD)とタルヴォス因子の隠し場所を千尋にだけは明かし、自分の死後は妹である令子に渡してほしいと頼んでいた。
PC名の由来は黄金比を表す「φ」。
PC名『レキ』
本名: 藤尾 遊馬 <フジオ アスマ>
東京都在住
CCジャパン社員で、The World管理チームに所属する氷上の専属オペレーター。氷上のアメリカ本社出向後は後任として『The World R:2』のGMチーフを務めつつ、氷上の持っていた「裏のコネ」も丸ごと引き継ぎ、AIDA事件によって再発足したプロジェクトG.U.の動向を探っては情報を氷上に流している。

#「遊馬」は超ワタルでほっしーが声を当てていたキャラの名前をもらいました。
余談ですが見舞いで訪れたヘルバのリアルと、氷上のツーショットを目の当たりにした藤尾が思わず「美男美女ではまりすぎ」と口走って、柴山に締められたかもしれない。


// AI in "The World"


Aura
アウラ
2014年の12月、カイトと二人きりで言葉を交わしたのを最後に、『神』として『The World』を支配することをやめて『The World』の奥底で眠りにつく。これによって『The World』ひいてはネットワークが無為の状態に戻った。
ただし眠りについた後もアウラとしての自我は存在し続けており、限定的ながら『神』としての力も有している。
AIDA発生後は、カイトを始めとした未帰還者たちの、精神の保護にその力を尽くす。その一方で、AIDAの活動によって『The World』そのものが損なわれる可能性に危惧を覚え、動けない自分に代わる管理者としてTSNシステムを基に三蒼を作り上げた。

ケヤキ
女神『Aura』消失直前に誕生した放浪AI。非常に自我が安定しており、また放浪AIの中でも能力が高かったこともあってヘルバに気に入られ、ネットスラムの『方舟』で育てられる。オーヴァンとはその頃に知り合った。カイトやバルムンク、オルカとも面識がある。
『The World R:2』開始時にヘルバから新たなネットスラムの管理を引き継いだ。
AIDA
Artificially Intelligent Data Anomaly
2015年、天城がR.A.プログラム試行実験中に、モルガナ因子のダミープログラムを用いて最終フェイズまで強行した際に誕生した、究極AIの出来損ない。誕生の反作用で『The World』データの八割以上を破壊し、またプレイヤーのあらゆるログを食い荒らしてPCデータの大半を初期化させるに至った。
R.A.プログラムが『The World』のAuraシステムへのアクセスを拒絶されたことにより、純正の放浪AIとは異なって『The World』に蓄積されていた人間の思考サンプルデータを基礎に持たない。そのため究極AIどころか自律型AIとしても非常に低い知能しかなかったが、不足しているデータを補おうとする本能で、人間の強い感情に正の走性を示し、対象に定着(感染)することでサンプルデータを収集しようとする性質を持っている。
すべての行動が貪欲な好奇心によって為されており、善悪の判断能力はまったく持ち合わせていない。
また、モルガナのように人間の意識を『内部』に取り込むことが可能だが、モルガナに比べて稚拙なため、取り込まれた未帰還者をしばしば生命の危機に晒している。

異邦の神。通りすがりの神。『世界』に君臨せぬ神。『世界』を愛さぬ神。故に、神であって神でなき存在。

【感染者】
AIDA感染の際には感情の極端な増幅が行われるため、理性的な思考・判断能力が著しく低下する。また、往々にして感染者の言動には、破壊衝動/全能感/意識狭窄/他者への攻撃的な支配欲/自他の境界意識の消失/認知の幼児的な自己中心性などの傾向が表出する。
PK(加害)行為を介して、対象の意識をAIDAの『内部』に引きずり込む。
データドレインによって感染者からAIDAが除去される際、感染者がショックで一時的な意識障害を起こすことがあるが、これは『内部』に取り込まれる未帰還者とは性質が根本的に異なる。症状は個人の資質や健康状態、AIDAの侵蝕レベルによって大きく異なり、記憶障害や、重度の感染の場合には数日間に及ぶ昏睡などが現れることもある。

【AIDAサーバー】
未帰還者のように個人の意識を『内部』に取り込むのではなく、人間の精神活動が可能な状態を保ったまま、空間ごと集団のサンプルとして内包するための状態。

以下プロトタイプムービーより
Anti-Intrusion Device for "Aura"/アウラシステムへの反進入デヴァイス
 ※「Device」は「装置」「計画」等の意味。
Appear from Illusion and Dance in the Actuality
Automatic idea damnating affection/無意識下の思想破壊感情
AI which Decides as Attorney
Abrupt Invisible Damnation Alastor
Agent of ID Dominational act
−/自動理想データ収集
蒼炎/蒼天/蒼海
AIDA発生後、アウラによってTri-Surveillance Networkシステムを構成する三つのAIを基に『The World』の守護者として作られた、三位一体の半自律型AI。『The World』の存続を著しく脅かす「異物」の除去やバグの正常化が主な役割。
システムの中核を担っている蒼炎のプログラムには、アウラによってR.A.プログラム/AIDAの反存在<クビア>が組み込まれており、その性質を利用して活性状態にあるAIDAの所在を知覚することが出来る。
AIDAのみならず感染者への処置も行うため、『薄明の腕輪』の複製を用いたPCデータのデリート/初期化能力なども持ち合わせている。
アウラが付与した複製の『薄明の腕輪』に内包されていた記憶によってカイト、バルムンク、オルカの姿を模した外見が形成されたが、クビア因子の影響でオリジナルとまったく同じ容姿にはならなかった。
Aura内部に保護されているカイトの意識と『薄明の腕輪』を通してリンクしていた影響もあって、自律AIとしてもじょじょに成長しつつある。AIDAによる未帰還者がすべて解放され意識を取り戻したことで『The World』管理者の任を解かれた後は、アウラの意向でハセヲのもとに預けられた。

【R.A.プログラムの反存在<クビア>】
AIDA発生の際にR.A.プログラムが行使した、誕生の力に対する反存在。
しかし誕生のプロセスが不完全なものとなりAIDAが自律型AIとして出来損ないであったこと、また誕生の際にエネルギーの大半が拡散したこともあって、クビアも非常に不安定な代物となり、反存在として明確な形を成すまでに至らなかった。
よって、それを組み込まれている蒼炎=AIDAの反存在というわけではない。


#設定魔だなー(笑)

■memo
捏造設定以外

アウローラ
Aurora
ローマ神話における暁の女神の名であり、ギリシャ神話におけるエオス。
四柱の風神の母でもある。暁の女神の涙は朝露の意。
Wikipedia:アウロラ
Wikipedia:アネモイ(四柱の風神)

グリーマ・レーヴ大聖堂
黄昏の碑文
ドイツ語。『黄昏の碑文』序文より。前作より改変あり。

Der Mann mit Schatten ist auf der Suche nach dem Abenddrachen verreist, und kehrt noch nicht zurück.
Helba, Königin von Dokk, stellt schließlich des Heer auf.
Apeiron, König des Ljos, reagiert.
Die verfluchte "Welle" ist gemeinsam zu bekämpfent.
* Kehrreim

※二節、三節はコーラスで聞き取り不明。前作原文ままではないはず。
※一節、二節、四節はVol.3予告ムービーに登場しているので、それを参考に。ただし文字が小さく読み取りにくいので正確性は微妙……と思っていのですが、たまたま昔のゲルマン関係資料を漁ってたら見つけました。リョース・アールヴの「Ljosalfar」/ディック・アールヴの「Dokkalfar」っぽい。アールヴ/ドヴェルクが染みついていたので、こっちの名称はまるで思い出せませんでした(笑)

原文(.hack//analysisより引用)
Der Mann mit Schatten ist auf der Suche nach dem Abenddrachen verreist und ist noch nicht zurück gekommen.
Der Herd der Finsternis grollt.
Helba, Königin der Finsternis, stellt schließlich ein Heer auf.
Apeiron, König des Lichts, reagiert.
Die Beiden treffen sich am Fuße des Regenbogens.
Die verfluchte "Welle" muss gemeinsam bekämpft werden.
Der See von Alba brodelt.
Der große Baum des Lichts fällt.
All Macht zerfällt zu Tropfen unter dem Tempel von Arche Köln.
Wesen ohne Schatten, ihre Welt zerfällt zu Nicht.
Der Mann mit Schatten ist auf der Suche nach dem Abenddrachen, kehrt niemals mehr zurück.

#他のロストグラウンドはドイツ語独特の発音なし。
#「黄昏の放浪者」はラテン語で散りばめられているのかも…って、え、造語?

フィドヘルの預言
其の左腕には異形の鍵を。
其の右腕には黄昏の鍵を。
終(つい)の波、再誕の波濤。
光となりて世界を満たす。
其は新たなる神々の黄昏を招く者なり。
破壊者にして創造者。そして無力なる者――
巨大なる影の、蹄の音と共に。
ああ、小さき者の幸せあれ……

Vol.3予告ムービーより
Zum linken Arm der Schlüssel zur Variante.
Auf dem rechten Arm ein Schlüssel der Dämmerung.
Welle des Endes und eine grosse Welle der Wiedergeburt.
Die optische Welt wird gefüllt.
Die Person verursachet, daß es neue Dämmerung der Götter.
Ich bilde es einen Unterbrecher, und es ist ein Schöpfer und eine Hilflose Person.
Ton des Hufs eines sehr großen Schattens vorher.