悲劇萌えとか破滅萌えとか
- 2009/04/01
- 雑記
破滅の始まり的な何かのスケッチひとつ。
何とも言いにくいな……なんせ解釈あってる自信がないから……ええと、某もう運命共同体じみてる仲間七人が洗脳やら何やらで敵味方に分かれて戦争して七人ともたぶん死んで世界も滅びかけたけど最終的に再生した世界の礎になってエンド?したシリーズの、概要を拾い集めていた時に発作的に書いたスケッチです。
そんな発掘品をエイプリルフールに更新してみる。
あの時ですら振り下ろせなかった剣を、この時に振り下ろせるとは思えなかったのです。だから真っ先に死ぬのはこいつだろうと思えて仕方がなかったのです。
そしてきっと一人死ぬまでは煮え切らず長いけど、一人死んでしまったら後は次々と雪崩れるように死んで、最後に残ったデュークが世界を破壊しつくす前に斃されてエンド、なんじゃないかなと妄想したんでした。
ディシディアFFいろいろ考えていたら、ふとこいつらを思い出したんでした。
それに幼い頃の純粋な想い出が、公式お祭りパラレル作品のおかげでうっかり萌えに生まれ変わったという意味でも、ディシディアと祝はちょっと通じるものが(笑)
まあそういうわけなんですが、どの時代でもメインキャラ個人のささやかな幸福はことごとく世界に喰われている気がして不憫で仕方がないジャンルでした。こんなに知れば知るほど泥沼はなかなかない。戦乱の終わる寸前に虹特攻とかあんな死に方させといて、また戦いのために復活させる時点で結構えげつないですが、記憶を植え付けられて元の人格はどうなるのかとか、突き詰めて考えるとやるせなくなる。子供の頃はハッピーエンドだと思っていたあの二人までその後は離ればなれとかさ……!
本当に踏みにじり方が容赦なくて痛いけど萌えるけど痛い。
うん、ふつーに中二病大好きな人間なので、悲劇萌えとか破滅萌えとかも持っているんですよ。ただバッドED系とか悲劇はそのシチュだけ取り出すと萌えるんだけど、前後の流れから考えていくととても凹むというか精神力かなり喰われるんですよね。オチをこれにすると特に。なので書きにくいという。幻水『道』はルックが死ぬまでと死んだ後の物語で、アビス創世暦は誰よりも預言を信じ預言に裏切られたユリアの物語で、そこに要素はあれどもなかなか……
そういえばToD彼方第三部も構想段階からしっかり暗かった。最後のオチはハッピーにしてたけど、過程がなかなか酷かった。カトレット姉弟がヒーローでエルロン兄妹がヒロインとか、あと立場をひっくり返したエミリオVSスタンの構図とか、思いっきり萌えで作ってる辺り。ええもうスタンを敵側に回すための構想とか、設定魔の愛情表現って過酷な運命に追い落とすことよねと今も昔も変わらぬ表現方法を見ました(笑)
#今週のDグレとかああいうの萌えるのよなー。NARUTOも先日ついに父親知ったどころか夢の親子対面までしてくれたので、もう思い残すことはない。
- 2009/04/01